シンチャオ！ダナン在住の日本人ミーです。

今回は世界遺産の町としても良く知られるホイアン市のビーチ沿い「アンバンビーチエリア」にある、人気のおかゆ屋さん「Cháo nghêu Cô Gió（チャオゲオ・ゴーゾー）」をご紹介します。

※2023年9月投稿、2025年7月更新

アンバンビーチ近くのおかゆ屋さん

最近アンバンビーチエリアで外国人もたくさん入ったローカル店が目につくようになりました。
コロナ前より人気のアサリが大量に入ったおかゆ屋さん「Cháo nghêu Cô Gió（チャオゲオ・ゴーゾー）」です。

お店の意味は風を示す人の名前Gióと人称代名詞のCôで、ゾーさんのあさりおかゆ屋というようなベトナムらしいシンプルな名前。
見た目からも分かるように、オープンスペースのエアコンのない店内のローカル店です。

お店はアンバンビーチへ向かうHai Ba Trung通りに位置しており、周辺で働くサラリーマンなどもお昼時にはやってくる繁盛店。
特に最近では韓国人旅行者にもSNSを通じて広まり、20席程度の店内が満員になっていることもあります。

メニューはシンプルに２品のみで旅行者の方も注文しやすい

Cô Gióでは、「Cháo nghêu: 25,000VND(約150円)」と「Cháo xương nghêu: 35,000VND(約210円)」の２品を販売。
この周辺にはほかにもCháo nghêuを販売しているお店がありますが、それは全部私たちの後に出来たお店なのよ、とオーナーのおばさんが教えてくれました。

確かに他にもアサリのおかゆを販売しているお店がたくさんありますが、こちらが一番の繁盛店です。

※2023年9月現在のメニュー

お店で出されているアサリは日本で一般的に食べるような実が１㎝程度のものに比べて二倍以上の大きさがありました。

ちなみに「貝」を指すの最も聞き馴染みのあるベトナム語は「Ốc」だと思いますが、これは主に渦巻状の巻貝の総称を指します。海の海底に生息する二枚貝の総称は「Sò」と言います。
例えば、マテガイは「ốc móng tay」、ゾウゲバイは「ốc hương」。
「Sò」が付く貝は、ホタテの「sò điệp」やタイラギの「sò mai」、ハイガイ「sò huyết」などが当てはまります。

では、アサリはというと、、、浅瀬に生息していることもあり「nghêu」というのだそう。ちなみにハマグリのことも「nghêu」と言います。ちなみに似たような種類ですがシジミは「hến」と言い違う言い方をします。

何はともあれ、詳しいあさりの種類は分かりませんでしたが、ホイアンで採れたふっくらとしたアサリをこちらでは提供しています。

100円代のボリュームとは思えない！ホイアンで採れたアサリたっぷりのおかゆを頂きます

今回は、お店にある２つのメニュー「Cháo nghêu:チャオ・ゲウ」と「Cháo xương nghêu:チャオ・スング・ゲウ」を注文。
「Cháo」とはおかゆ、「Nghêu」はアサリ、「xương」は骨付き豚肉を指します。

何といってもその太っ腹なボリュームと価格のコストパフォーマンスに驚かされます。
アサリは毎朝採れたものを使用し、じっくりと時間をかけて調理をしたおかゆは、優しい味がしてとても美味しいです。

スパイスを入れるともっとパンチのある味に

卓上にはお手製のチリとニンニクが入ったヌックマム。そしてそのままの唐辛子とライム、ニンニクが置いてあります。
味はあっさり系の味ですので、是非味変も楽しみながら、お楽しみください。

食事の後は海沿いでお散歩かカフェで休憩もおすすめです

お店はアンバンビーチから徒歩４分程度の場所に位置していますので、食べ終わったら歩いてアンバンエリアの散策をするのがオススメ。
ビーチに隣接する形でたくさんのカフェがあり、ドリンクなどをお楽しみいただけます。

さて今回はホイアンの海沿いの人気ローカル店「Cháo nghêu Cô Gió」をご紹介しました。
是非アンバンビーチ周辺を散策しようと思っている方は、あさりおかゆ屋を是非チェックしてみてくださいね。