皆さんこんにちは。

ベトナム料理を皆さんはどんなイメージをお持ちですか？

実はべトナム、主食は「お米」で、日本の消費量の倍以上を上回る世界第５位*の消費をしています。

日本と同じようにおかずと一緒に頂いたりするのはもちろん、米粉を使用した豊富な伝統メニューが根付いています。

今回は、昨年9月に発表された「べトナムの「食」が5つの世界一に認定」というニュースを元に、ベトナム料理の魅力に迫ります。

*statista「Total rice consumption worldwide from 2008/2009 to 2019/2020」

WorldKingsで世界記録に認定

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World Records Union (WorldKings) は2013年に設立された世界及び地域の記録連合です。

この連合に加盟しているVietnam Book of Records （VietKings）が以前より申請していた記録に基づき、2020年8月31日、5つのジャンルからベトナム料理が世界で最も種類があるということがWorld Records Unionにより承認されました。

参考：WorldKings「World Records Union (WorldKings) recognized 05 Vietnamese Culinary World Records.」

世界一に認められた5つのベトナム料理

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世界記録に登録された５つのベトナム料理の種類を順番にご紹介していきます。

１．汁麺(strand and broth)

ハノイの名物は、フォー、ブンチャーハノイ、ブンモック。

ダナン(中部)名物は、ブンチャーカー、ブンボ―フエ、ブンマム、ミークアン、バインカイン、カオラウ。

ホーチミン(南部)の名物は、フーティウ、ブンクアイなどがあげられます。

料理名にすると、発表時点でその数なんと164種類の料理があるとし、世界一汁麺がある国として認められました。

２．魚介類の発行食品(salted fish)

ベトナム料理に欠かせない調味料である「Mắm(マム)」

一番よく利用されるのが、魚を発酵させ作られるヌックマム(魚醤)で家庭により唐辛子や他の調味料と和え味付けを変えて楽しみます。

その他にもマムトム、マムテップなどエビがベースの物もあります。

このような「Mắm(マム)」は全国に100種類はあるとされ発酵調味料を世界一持っていると認められました。

３．花料理(flowers)

花料理はバナナの花、ティンリー（Thiên lý）、蓮が主に食されています。

調理方法は炒め物、鍋などがありますが。特にバナナの花を生で頂くことが日常では多いのではないでしょうか。

現時点で、43種類の花から272の料理が作られていると認められました。

４．巻物料理(roll)

ベトナム料理の定番である巻物はなんと103種類の料理があるとのことです。

揚げた巻物、生春巻きの2つに分けられますが、中身は実に様々で、野菜だけのものからお肉の実の物、麺が入っているもの、までと実に様々です。

米粉のペイパーで巻くだけではなく、葉っぱで巻くものもあり、日常的に食べられている食べ物の一つです。

５．米粉料理(rice flour)

ベトナムはお米から作られた料理なしには語ることはできません。

定番の麺類はもちろん、米粉の生地を水と溶いて蒸したバインナム、バインベオ、バイン・ウット・トム・チャイなど。

また日本人にも人気のベトナム料理バインセオも米粉から作られています。

さらに肉やあんこが入ったちまきもベトナム伝統料理として食されており、種類は多様で今回の記録時点で143の料理があると認められました。

さいごに

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ベトナム料理は、季節のお料理や地域に目を向けると幅が広く「日本に似ているな」とか反対に「こんな食べ方するの？」と驚くこともしばしばあります。

記事を書いていたら、食べたことないベトナム料理に出会いたくなってきました！

全料理制覇は難しいですが、いつもより冒険して違う料理を食べることにチャレンジしてみても良いかもしれませんね。