2021年も12月に入り、いよいよ年末に差し掛かってきましたね。

世界の各国が新型コロナウイルスの流行を防ぐべく様々な策が高じられる中、新たに変異株のオミクロンのニュースが流れながらも、ワクチン接種が進んだことにより、少しづつ日常が戻ってきた日本とベトナム。

ダナンでは12月のキリスト教のイベント「クリスマス」飾りが見られるようになり、街中を彩っています。

12月と言えばクリスマス！ベトナムは意外と寒い？

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「南国」、「一年中暑い」というイメージを持たれやすいベトナムですが、雨季の時期（ダナンの場合10月～3月ごろ）は長そでを何枚も重ね着したり、厚手のアウターを着用するぐらいの気候になります。

12月7日のベトナムの天気を見てみましょう。

ハノイの気温は最高24度、最低11度。

ダナンは最高25度、最低19度。

ホーチミンは31度、最低気温21度。

このようにベトナムの中で地域差はあるものの、中部より北の地域は、日本の関東の秋ごろの気候になることが分かります。

ただ夏場は30度～40度の気候が続くベトナムにとって、10度台に差し掛かるのはもう真冬並みの寒さに感じる人も多いのではないでしょうか。

またバイク社会のベトナムでは、さらに風の抵抗で寒さが倍増するため、コートやブーツ、タイツスタイルの女性、男性もボリュームのあるダウンのようなものを着ている人も少なくありません。

現在のダナンでも、半そで一枚の人はあまり見なくなり、冬を感じる季節になっています。

ダナンは飲食店の飾りが目に付くようになっています

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今年はコロナの影響で、全体的にクリスマスの飾りが例年よりも少ない印象ですが、あまりクリスマス文化が根付いていないベトナムでも、飲食店やホテルではクリスマスの飾りが見られるようになります。

ダナンの場合は、クリスマスマーケットなど特に大きなイベントは催されることはありません。

ただし町の雑貨店では販売される商品がクリスマス用品一色に早変わりし、12月の訪れを11月下旬ごろから知らせてくれます。

また12月中もしくはクリスマス当日は、ホテルのビュッフェやレストランやカフェでクリスマス特別メニューが出るなどして、ささやかながらもクリスマスのお祝いをしている外国人や、冬の雰囲気を楽しむベトナム人が見られます。

首都ハノイではクリスマス飾りを売るナイトマーケットが12月には開催されることから、楽しい雰囲気を存分に味わうことができるとしてクリスマスシーズンに人気です。

今年はコロナの影響で飾りも少なく、ホテルやレストランのイベントも大幅に縮小される見込みですが、2021年最後に良い時間を過ごすことができるよう祈っています。