2022年テト期間に人気だった観光地12選!TOP3は意外な都市?

シンチャオ、皆さんこんにちは。
テト(旧正月)は、ベトナムの年間のお休みの中で最も長い連休で、家族と過ごす大切な時期として知られています。
本年度のテト期間、2022年1月29日(土)~2月6日(日) までの9連休で最も訪問者数が多かったベトナム国内の3つの地域と、その他の主要な9つの観光地をご紹介します。
ベトナム国内観光地訪問者数TOP3
2022年のテト期間、ベトナム国内で最も訪問者が多いとされた3つの地域をご紹介します。
今回は、日本人には聞き馴染みのない地域も入っているので、理由も考えながらお読みいただけると面白いかもしれません。
1位:タイニン省(59.5万)

タイニン省はカンボジアに隣接したホーチミンから車で北西方向に車で約2時間半の場所にある地域です。
主な観光地はベトナム最高峰を誇るバーデン山で、ここに訪れた人は約60万人中、24.4万人だと言います。
その他にもカオダイ教寺院や湖などの観光地があります。
コロナ前の観光客数は出ていませんので比較はできませんでしたが、ベトナムで一番テト期間に訪れられた場所としては意外という意見を持つ方も多いかもしれない地域です。
2位:バリア=ブンタウ省(42万)

バリアブンタウは、ホーチミンから南シナ海の方向に車で約2時間半の場所に位置する都市です。
ホーチミンから最も近いビーチがあり、町を見渡すようにキリストの像が建っていることで有名です。
南部の中でも気軽に行けるリゾート地として知られており、ホーチミンからでは日帰り旅行にも人気のスポット。
2019年には34万人の観光客が訪れておりコロナ以前よりも多くの観光客が足を運んだことになります。
3位:ラムドン省 (30万)

ラムドン省は南中部に位置するベトナム随一の高原地帯として知られる地域です。
特に省都であるダラットは非常に人気の観光地として国内外問わず人気です。
テト期間はまだ涼しいものの、フォトスポットが多く点在し、花もたくさん咲き誇ります、ベトナム人の家族旅行やカップルでにぎわう様子が毎年報告されています。
コロナ前の2019年テト期間には約30万人が訪れたとしており、観光客数は変わらないものの外国人観光客がいない中コロナ前と同じ観光客数を記録しています。
その他人気の観光地への訪問者数
さて、上記ではテト期間に最も多くの訪問者を迎えたベトナムの3つの省をご紹介しました。
日本人からすると、他の観光地を思い浮かべた人も多いかもしれませんね。
以下では北部・中部・南部に分けて、9つの人気観光地の訪問者数をご紹介します。
<北部(3つの省と市で計48.1万人)>
ベトナム北部といえば首都ハノイ、そしてハノイから約車で4時間の場所に位置するハロン湾が有名です。
ハノイはベトナムでも最大規模の人口数を誇る都市で、2017年時点で960万人を記録しています。
テトの時期は、冬(雨期)の時期であり、最北端では雪が積もることもあり、ベトナムからすると非常に寒く、ハイシーズンに比べると人気の観光地ではありませんが、物珍しさや寒さを感じたいと訪れる人も多い地域です。
クアンニン省(29万)

クアンニン省は首都ハノイから西側の海沿いにある地域です。
中でもハロン市がベトナム国内外問わず人気の観光地と知られており、非常に人気です。世界遺産にも制定されているハロン湾、そして最近は陽光温泉など新スポットも開発されており非常注目されています。
クアンニン省へは、コロナ前の2019年のテト期間中におよそ85万人が訪れたと発表されており、海外からの渡航者が少ない今は全盛期に比べまだまだ少ない状況です。
ハノイ市(10.5万)

ベトナムの北部に位置する、首都ハノイ。
ベトナムの古き良き伝統が今も残っている都市で、行政機関も集中してるベトナムの要と言える場所です。
ハノイは北の中枢都市でありながら、観光スポットも多く点在する都市。
ベトナムで一番行きやすい世界遺産「タンロン遺跡」はハノイ市内中心に位置しています。
ハノイ全体ではコロナ前の2019年テト期間に25万が訪れており、2022年の数字は半分以下という数字になっています。
ラオカイ省(8.6万)

ラオカイ省は、首都ハノイからバスで約6時間程度で、北に位置する省。
ベトナムの有数の観光地緑の棚田が綺麗なサパがある地域です。
ただしテト期間は冬に該当するので、人気の緑の棚田の風景を見ることはできず、運が良ければ雪が見られると言われるほど寒くなるため、テト期間に訪れるべき観光地としてはあまり知られていません。
今年は8.6万人を記録し、そのうちサパには7.4万人が訪れました。
コロナ前に2019年の訪問者数は7.7万人と数字だけ見ると、コロナ以前よりも人数は少ないものの、外国人観光客がいない中で高水準を出したと言えるでしょう。
<中部(3つの省と市で計14.2万人)>
中部はベトナム国内の中でも一番世界遺産が多く、南北戦争のときはちょうど境目にもなった地域として知られており。
中部で一番大きな都市は、ダナン市で人口は2019年時点で113万4310人程度の中規模都市です。
コロナウイルスの影響はもちろん、ダナンの人気の観光地サンワールドが一時休止中など人気の観光地が空いていないことに加え、オフシーズンの雨期ということもあり、訪問者数は南部や北部に比べ、中部が最も少ない結果となりました。
クアンナム省:6.0万人

クアンナムはダナンから車で約30分程度南下したところにある海沿いの地域です。
有名なのは一区画全体が世界遺産になっている古都ホイアンで、黄色の街並みとランタンが有名です。
2019年のテト期間には約20万人訪れていることから大幅な減少が見られました。
ただし、通常の期間よりも町は賑わいを見せ、訪れた観光客のために通常は閉めているお土産店もテト期間はオープンするなど久しぶりの活気を見せました。
トゥアティエンフエ省(4.7万人)

フエへはフエ市内から1時間程度の場所に位置するフバイ空港と、フエ隣接するダナン市のダナン空港から訪れることができる中部の都市です。
ベトナム最後の王朝があったことから今も歴史的建造物が多く町中に残されており、町のいたるところに世界遺産が散らばっています。
コロナの影響で、多くのお店が占める中、観光名所のお土産店がオープンしているのが見られ、フォン川沿いには綺麗にテトの飾りが見られました。
時期的に寒いものの、テト期間も人気の観光地として知られており、コロナ前の2019年には23万人の旅行者が訪れていたことから大幅に減少していることが分かります。
ダナン市(3.5万)

ダナンはベトナム第三の都市とも呼ばれるベトナム中部の中枢都市です。
豊富な世界遺産に囲まれ、海と山に囲まれた豊富な資源がある都市で、ホイアンやフエの旅行の拠点に選ぶ人も多くいます。
今年のテト期間にダナン市に訪れたのは約3万人。2019年には、ダナンだけで33万人が訪れたとしており、去年の同時期に比べれば上昇傾向にあるものの厳しい状況が続いています。
<南部(3つの省と市で計47.6万人)>
さいごに、ベトナム南部の3つの省と市の訪問者数をご紹介します。
南部と言えば、ベトナム最大規模の都市、2019年時点で人口900万人のホーチミン市(前サイゴン)がある場所です。
テト期間の訪問者数の結果は、トップ3の南部も含める計6つの省と市の合計は179万人、3つの省と市でも約50万人となり、地域別でみると圧倒的に南部へ多くの人が訪れたことが分かりました。
ホーチミン市(28万人)

ベトナムの最も急成長している近代都市ホーチミン。
南の中枢を担っており、世界遺産などの観光地はないものの、南の観光地の拠点地、買い物する際に便利な場所として知られています。
コロナ以前の2019年には約22万人と、コロナ前よりも人数が増加している結果となりました。
キエンザン省(9.8万)

キエンザン省はベトナム最南端に位置する省で、人気のバケーションスポットであるフーコック島も所属しています。
今年のフーコック島の訪問者数は7.9万と高水準で、コロナ前の2019年の6.5万人を上回る数字となっています。
カインホア省(9.8万)

カインホア省はベトナム中南部にある南シナ海に面した省です。
中でも海沿いのニャチャンは、国内外問わず人気の観光地として知られているリゾート地の一つです。
今年は9.5万人がカインホアへ訪れ、そのうちニャチャンには6.5万人が訪れました。
ニャチャンは欧米人からの人気が高く2019年には20万人(うち7万人が海外からの旅行者)が訪れており、大幅に減少した数字となっています。
本記事の主な数字の参考:https://vtc.vn/9-nga-y-nghi-tet-nham-dan-2022-nga-...
※上記で参考や出典が記載されていないのはすべてこちらが出典になります。
※それぞれの訪問者数の集計方法は明らかにされていませんが、おそらく飛行機やバス・列車等の交通チケットなどから明らかにしていると考えられます。
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Danangdeビジネス
アジア・ASEANにおいて特に経済発展が著しいベトナム。
特に中部のダナンは、人口約96万人のベトナム第三の都市とも呼ばれる港湾都市。
首都のハノイと南部のホーチミンから片道1時間強とアクセスが良く、日本の各都市からも直行便が飛んでいます。ダナン市内もコンパクトで、国際空港から中心地まではタクシーで約10分、ビーチまでは約20分の距離。
リゾート地としても知られるダナンは、主要国首脳会議が開かれるほど治安も良く、IT系や工場系を主とする国際的な企業からもビジネスの拠点として選ばれています。