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2023年6月5日(月)、ベトナム現地時間9時より、藤井棋聖と佐々木七段が棋聖を決める「第94期ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負 第一局」がベトナムの三日月ダナンホテルにて行われています。
さて、将棋と言えばなにかと注目されやすい「対局中のおやつ」！

 

今回は、藤井聡太棋聖と佐々木七段がベトナムで食べたおやつ「チェー」と「バインヤーロン」についてご紹介します。
 

 

 

藤井棋聖が食べたチェー(Chè)

写真：AbemaTV, Inc.将棋チャンネル「第94期ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負 第一局 藤井聡太棋聖 対 佐々木大地七段」

 

「Chè(チェー)」はベトナムを代表する定番＆人気のデザート。
ベトナム風ぜんざいと呼ばれ、冷たいチェーはもちろん温かいチェーもあり、幅広いレシピが存在する代表的なものです。
 

例えば「che thap cam(ミックスのチェー)」、「che xoa xoa(ソアソアゼリーのチェー)」、「che thai sau rieng(タイ式ドリアンチェー)」、「che chuoi(バナナのチェー)」、「che sen(蓮の実のチェー)」、「che buoi(ザボンのチェー)」などがあり、地域やお店によっても豊富なメニューがあるデザートです。
 

藤井棋聖が食べたのはフルーツと豆の「チェー」だということで、見た感じはかなりさっぱりで、シロップはシンプルな砂糖味の強いもののように思います。
チェーと一口に言っても多様な種類があり、ベトナム全土で愛されています。
 

 

佐々木七段が食べたバインヤーロン（Bánh da lợn）

写真：AbemaTV, Inc.将棋チャンネル「第94期ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負 第一局 藤井聡太棋聖 対 佐々木大地七段」

 

各報道記事での紹介で佐々木大地七段が食べたとされるベトナムのデザート「バンヤロン」。
正しくは「Bánh da lợn」で、北部の発音では「バインザーロン」、中部では「バインヤーロン」と呼ばれる緑豆を使ったベトナムの銘菓。
 

発色の良い緑色ですが基本的には着色料を使っておらず、パンダンの葉で色付けしています。

ココナッツミルク、米粉、タピオカ粉、砂糖などを使用した、もちもちっとした食感を楽しめる甘味の強いお菓子。

パンダンの葉を使用していることから、独特の香りも特徴的なデザートです。
 

 

さいごに

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今回は藤井棋聖と佐々木七段が食したベトナムデザートをご紹介しました。

 

バインヤーロンは中々旅行者の方は食べる機会がないかと思いますが、チェーはどこでも食べられるベトナム人が愛すべきデザートとして知られています。

 

皆さんも是非ベトナムへ訪れた際はトライしてみてはいかがでしょうか。