現地ベトナム人が紹介するクアンナム・ダナンの名物料理「ミークアン」のレシピ
シンチャオ！
Danang.styleの編集部ベトナム人スタッフのハーです。
ダナンスタイルでは毎月一回、ベトナム人によるベトナム料理のレシピをご紹介しています。
クアンナム・ダナンが発祥のミークアン。
クアンナムの「クアン」と米粉の麺の意味の「ミー」を組み合わせて、「ミークアン」と名付けられた料理であり、朝から夜まで日常的に食べられる麺料理として知られています。
味が濃いめの少なめの汁に、米粉の麺と鶏肉や海老や魚やうずら卵などのトッピングが入っており、日本でいう「混ぜ麺」のように食べられています。
今月は、クアンナム・ダナンの名物麵料理の「ミークアン(My quang)」の本格的な作り方をご紹介したいと思います♪
│材料(２～３人前)
＜ミークアン＞
ミー(生めんor乾麺)：500g
鶏肉：500g
うずら卵：5～10個
ピーナッツ：50g
ニンニクみじん切り：少々
青ネギ：少々
★調味料：塩大さじ１、紫玉ねぎ(みじん切り)２～３片分、魚醤大さじ２、食用油大さじ２
＜付け合わせの野菜＞
レタス・バナナの花・パクチーなどの適当な野菜：お好みで
青唐辛子：１本
レモン：１個
│つくり方
１．鶏肉を綺麗に洗って、水分を拭き取ったら、★の調味料をすべて入れ、約10分間寝かせ味を染み込ませます。
２．うずら卵は３〜４分茹でて、殻を剥きます。
３．ピーナッツはフライパンで弱火で20分くらいかき混ぜながら炒ります。電子レンジで炒るなら３分くらいです。
４．鍋に油大さじ１、ニンニクみじん切りを入れて火にかけ、香りが出てきたら鶏肉を入れて炒めます。鶏肉の色が変わったら、茹でたうずら卵と水100mlを入れて、弱火で５分ぐらい煮込みます。
５．追加で更に水50mlを入れ、2分ぐらい煮込み、お好みでコショウなどの調味料で味を整えたら火を止めます。
６．器にミーを100gに入れ、５のスープを掛け、最後に青ネギとピーナッツをトッピングして完成です。
７．付け合わせの野菜は、食べやすいサイズにちぎっておき、レモンや唐辛子も添えます。
頂く際にお好みで入れて頂きます。
│お好みで追加の調味料もあると更に美味しさup！
上のレシピで十分に美味しいミークアンを頂けますが、更に本場の味を求めるなら付け合わせのヌックマムベースの調味料を入れても美味しくいただけます。
お椀に魚醤、砂糖、水を１：１：２の割合で入れ、砂糖が溶けるまでかき混ぜ、ニンニクのみじん切りと唐辛子のみじん切りも一緒に入れたら完成です。
お好みに合わせて、ミークアンに入れてお楽しみいただけます。
今回はクアンナム省とダナン市民に大人気の麵である、ミークアンのつくり方をご紹介いたしました。
ダナンの道沿いのミークアン店では大体１杯あたり15,000VND〜30,000VND(約100〜200円)で食べることが可能ですが、好きな具材で作れることから、家庭料理としてもよく作られています。
日本では、ミーの生麺がないので、代わりに乾麺やきし麵で代用するなどしても作ることができます。
是非ベトナム中部のソウルフード「ミークアン」、作ってみてはいかがでしょうか。
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アジア・ASEANにおいて特に経済発展が著しいベトナム。
特に中部のダナンは、人口約96万人のベトナム第三の都市とも呼ばれる港湾都市。
首都のハノイと南部のホーチミンから片道1時間強とアクセスが良く、日本の各都市からも直行便が飛んでいます。ダナン市内もコンパクトで、国際空港から中心地まではタクシーで約10分、ビーチまでは約20分の距離。
リゾート地としても知られるダナンは、主要国首脳会議が開かれるほど治安も良く、IT系や工場系を主とする国際的な企業からもビジネスの拠点として選ばれています。
