ダナンのおすすめ両替場所4選~通貨や現地のクレジットカード事情まで~
ダナン旅行に行く際に知っておきたいのが、現地のお金の事情や両替事情です。
ゼロが多いベトナムドンの計算方法他、クレジットカードの普及率、いくら持って行けばいいの?等々・・・旅行前には必ず明確にしておきたいポイントです。
今回はアテンドも数をこなす現地在住者が、お金に関することを一気に解説します。
1ドン=約0.0061 円のレートの場合の日本円の目安
ベトナムの公式通貨はベトナムドン(VND)であり、合計10種類の紙幣で構成されています。
現在一番流通している小さいお金は500VND(約1円)で、一番大きなお金で500,000VND(約3000円)です。
10種類(500・1,000・2,000・5,000・10,000・20,000・50,000・100,000・200,000・500,000)の紙幣のうち500VNDもかなりレアになってきており、端数は四捨五入になるか代わりにキャンディーを渡されることもあります。
昔は硬貨(200・500・1,000・2,000・5,000)も使用されましたが、2011年から国家銀行が硬貨の発行を停止し、現在紙幣しか流通していません。
ベトナムドンは桁がとにかく多いという特徴があるため、正しくお金を使用するためにも、必ず日本円に換算・計算して支払いをすることが大切です。
主な方法としては「暗算や電卓を使用した計算方法」と「アプリでの計算」がおすすめです。
計算方法は、主に二つあり、「0を3つとって6をかける」もしくは「0を2つとって1.6で割る」という具合です。*
コロナ前の円高の時期は「0を3つとって5をかける」「0を2つとって2でわる」という簡単な式でしたのでレートによっても異なりますのでご注意ください。
ご自身が一番やりやすい方法で換算できるようにしておきましょう。
*この計算式は1ドン=約0.0061 円のレートの場合です
Kも省略して数字だけの表記の場合もある
ベトナムでは、5,000VND(=5K)、10,000VND(=10K)、100,000VND(=100K)、という具合に、下100の位を「K」として省略表示することも多いです。
特にローカルレストラン、海鮮レストラン、市場での買い物の際は省略の表示になっていることが多いです。
金額のベトナム語発音は「5,000VND」であれば「năm (nghìn/ngàn):ナム (ギン/ンガン)」、「15,000VND」は「mười lăm (nghìn/ngàn):ムイラム (ギン/ンガン)」、「125,000VND」は「một trăm hai mươi lăm (nghìn/ngàn):モッチャム ハイムイラム (ギン/ンガン」という形で、わざわざベトナムドンやドンと行った通貨名はつけずに数字だけを伝えるのが一般的。
ダナンのような観光地の場合、英語や日本語で「100,000VND」は「ジュウマン・ドン!」や「ワンハンドレットサウザン・ベトナムドン!」と言ってくれることも多いのですが、英語や日本語で言われても、慣れていないとゼロの数に困惑する人もいるでしょう。
省略されている金額で間違えて理解し「高額請求されてしまった!」という風にならないためにも、購入する際はすべてゼロを付けたVND表示を電卓や手書きなどで明確に提示してもらうことをおすすめします。
「いくら両替したらよいか」は、ダナンにどれぐらい滞在し、どのような旅行プランを考えているか、クレジットカードの使用の有無、などにもよりますので人それぞれですのでご自身で大体の使用金額を予想しておきましょう。
あくまで目安として、短期のご旅行の場合、お一人様あたりクレジットカードを使用することも考え「観光日数×3000円~5000円程度」の両替をされる方が多いです。
ベトナムの都市部の現状としてはローカル店を除き、クレジットカード可のところは多いです。
ローカルのお店や屋台ではご利用いただけないことも多く、「現金」と「クレジットカード(VISA、Master)」の2つをうまく使い分けるのをおすすめします。特にアメックスやJCBは使えないことも多いためお気を付けください。
※ベトナムではお店によりクレジットカード払いの場合+10%程度上乗せされることが多いです。また機械が壊れている等の理由で使えないシチュエーションもあるのでご注意ください。
ベトナム現地での両替方法は、空港、市内、ATM、ゴールドショップなど様々な種類があります。
今回は、ダナン近郊のダナン・ホイアン・フエの3都市エリアで、ベトナムドンへの両替ができるおすすめの4つの両替場所をご紹介していきます。
時間や場所を気にせずに現地通貨を引き落とせるのが海外旅行の強い味方「クレジットカードを使用したキャッシング」です。
クレジットカードを使いキャッシングする方法は、海外キャッシング機能が付いたカードをお持ちであれば対応可能であり、街中のいたるところにあるATMで両替できるため便利な現地通貨の取得方法として知られています。
キャッシングとは、クレジットに登録されている口座から引き落としされる形で現地通貨の引き出しが行えるサービスであり、「ATM利用料」と「カード会社の手数料と利息」の主に二つの手数料がかかります。
カードの手数料は、カード会社によって異なりますのでご自身での確認が必要です。ベトナム現地のATMキャッシング手数料は大体22,000VND〜66,000VND程度。
またベトナムのATMは基本的に一回あたりの引き落とし上限は5,000,000VNDまたは10,000,000VNDまでですので一度に必要なマックス金額の引き出しを行うことをおすすめします。
更にベトナム給料日と重なるとATMマシンの現金がなくなって引き出せないこともしばしばあります。ATMのトラブルがあった際に銀行隣接のATM出ない場合対応をすぐにしてくれない場合がありますので、機械がまずきちんと作動しているか確認してからカードを入れるようにしましょう。
一般的にATM引き落としはレート面や利便性で人気の換金方法ですが、引き落とし金額と手数料&利息によってはお得にならないケースもありますのでご自身でお持ちのカード状況については確認していただき・お得かどうか計算できる方におすすめです。
ダナン空港にある外貨両替所は、ダナンについて一番初めに現金から両替ができる場所です。
国内線、国外線の出口エリアに国際線は6つ、国内線には2つの両替所が営業しています。
ベトナムで、銀行で両替する場合は非常に手間があるのですが、空港の外貨両替所は専用の両替所であるためスムーズに両替が可能です。
空港の両替所のレートがあまり良いほうではないと一般的に言われますが数千円~3万円程度であれば、レートがいい所と比べてもそこまでの差にはなりませんので、こちらが便利。
タクシー代やその日のための最低限の現金が必要な方はこちらや上記でご紹介したATMで最低限の現金を入手し、後々レートの良いゴールドショップで換金したりするのも一つの手です。
ただし空港の銀行両替所のレートは各銀行により異なりますので、2、3ヶ所できいてレートの良いところを選ぶのがおすすめです。
レートの利率が最も優れているとされる換金方法の一つと言われているのが「ゴールドショップ」での両替です。
実は、ゴールドショップでの外貨のやり取りにはライセンスが必要なのですが、そのほとんどのお店が認められていないままに外貨のやり取りをしているケースが多いです。ただ違法であっても罰せられてはいないのでベトナムではかなりポピュラーな換金方法で、在住者はもちろん旅行者の方も利用される方が多く人気&おすすめの両替場所です。
ゴールドショップは基本、市場の周辺にあることが多いため、地域を問わずゴールドショップを探す時は市場へ行きましょう。
もちろん各ゴールドショップによってもレートが異なりますので、自分が納得できるレートをあらかじめ決めておき、何軒か比べてみるのをおすすめします。
市内でお得に両替したいという方におすすめの方法です。
少数ではあるものの、ホテルや、ホイアンの一部の土産店でも両替が可能です。
どちらもゴールドショップと同じように法律的に認められていないと外貨交換は違法なのですが、警察による取り締まりは厳しくないのか、堂々と行っていることが多いです。
両替所をわざわざ探さなくても換金できるのがメリット。
しかし、レートに関しては手数料が含まれていることが多いことから、ATMやゴールドショップの方がレートがいいと言われています。
どうしてもすぐに換金が必要な時や、レートがいい場所を見つけた場合に換金するのがよさそうです。
ベトナムドンはベトナムでしか使用できない点から、次回の予定もなく余った金額が大きすぎない場合は使い切ることをおすすめします。
帰国直前にコンビニや土産店、ベトナムの空港など、ベトナムで使い切るのが一般的。
もしくは日本の空港で海外旅行で余った外貨を電子マネーやポイントに交換してくれるpocket-change(ポケットチェンジ)での換金も可能です。
今回は「ダナンでベトナムドンに両替するならどこでしたらいいか?」また「いくらぐらい両替したらいいか?」についてフォーカスしてご紹介しました。
是非本記事を参考にベトナム旅行を楽しんでいただけたらと思います。
<本記事のポイント>
☑短期の旅行の際は、「空港ATM(キャッシング)」・「空港の銀行外貨両替所」・「町のゴールドショップ」など利便性重視で近場の場所で両替しよう!
⇒上記でご紹介した通りゴールドショップとキャッシングが一番レートがいいと言われています。
ただし、~3万円程度の少額であればレートが悪い所といい所の差は最大で1500円前後でしょう。移動時間や移動までの交通費などもろもろ考えるとプラマイゼロになるケースもあります。
短期のご旅行の場合は、時間も大切です!予めどこでいくら換金するのか目星をつけておき、利便性も重視し両替することをおすすめします。
☑旅行プランの中で現金が必要な場面をある程度予測し、あらかじめ両替する金額を決めておこう
⇒ローカル店で〇〇を食べたい、マリンアクティビティーをしたい、市場で買い物したい、ホイアンでボートに乗りたい、という場合は当然ながら現金が必要になります。
大体相場はいくらなのか、両替額を決め、現地でのぼったくりを避けるためにも事前にリサーチし大体予測を付けておくのをおすすめします。
☑旅行中はクレジットカード決済もうまく使用しながら遊ぶのがおすすめ
⇒ベトナムはクレジットカードを使用できるお店も多いです。
現金を大量に持ち歩くのは不便ですし、クレジットカードと併用し安全に楽に滞在をお楽しみください。
☑ゼロが多いベトナムドン!金額を誤解しないように対策を
⇒100,000VNDを100Kと表記するように、ゼロが省略されて販売されていることもしばしば。
電卓やメモなどを活用して必ずゼロの数をすべて表記した金額を提示してもらうようにしましょう!
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Danangdeビジネス
アジア・ASEANにおいて特に経済発展が著しいベトナム。
特に中部のダナンは、人口約96万人のベトナム第三の都市とも呼ばれる港湾都市。
首都のハノイと南部のホーチミンから片道1時間強とアクセスが良く、日本の各都市からも直行便が飛んでいます。ダナン市内もコンパクトで、国際空港から中心地まではタクシーで約10分、ビーチまでは約20分の距離。
リゾート地としても知られるダナンは、主要国首脳会議が開かれるほど治安も良く、IT系や工場系を主とする国際的な企業からもビジネスの拠点として選ばれています。