皆さんこんにちは！ベトナム中部を中心に情報発信をしているダナンスタイル編集部です。

ベトナムでは、1年を通して様々な行事が多くあります。

旧暦の8月15日は、中秋節という中国に由来する東アジアの伝統的な行事が行われ、子どもから大人まで楽しむことが出来る行事の１つです。

 

昔の中秋節は「子どもの節」として、子どもが集まりランタンやお面等を持ち近所を回ったり、獅子舞を踊ったりする子供向けのイベントでしたが、現在は大人も楽しめるお祭りとして親しまれています。

 

今回は、ベトナム人の中秋節の楽しみ方をご紹介します♪
 

 

 

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ベトナム人は写真を撮るのが好きで、最近ではSNS用の写真を撮るために必死になっている人や、トレンドのカフェに写真を撮影するために来たベトナム人で溢れかえっている光景をよく目にします。

 

テトや中秋節などといった一大行事の前には、ベトナム人の若者、特に女性はアオザイ等伝統的な民俗衣装をきて、SNS用の写真を撮影をします。

 

中秋節の２週間〜３週間前から、多くのカフェやレストランではランタンやお面、獅子舞など中秋節らしい飾り物が沢山飾られており、お客さんが撮影できるように写真コーナーが設けられている場所もあります。

 

お店等では、運気の象徴と思われる赤や黄色等の色を飾りに使用するため、鮮やかな背景でインスタ映えの写真を撮影することができます。

 

 

 

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ベトナムの中秋節には、「Bánh Trung Thu(バイン・チュン・トゥー)」が欠かせない食べ物です。

 

中秋節の約１ヵ月前から月餅は、町中の道路やお店、コンビニやスーパーなど様々なところで販売されています。

家族や友達、ビジネスパートナーなどに月餅を贈るのが定番で、この時期にしか楽しめない限定の食べ物です。

月餅は、パイ生地や米皮の皮の中に緑豆、蓮の実、塩漬けたまご、芋、ココナッツ、肉系のものなどが包まれるのが一般的です。
近年は、スターバックスやフックロン等の大手カフェチェーン店やローカルの人気カフェ店、パン屋等も月餅を販売し、形からフレーバーまで種類が多く注目を集めています。
 

 

 

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Múa lân(ムア ラン)と言われるベトナムの獅子舞は、獅子舞がお店の開店祝い等でもよく踊られていて、中秋節の時期には、約５日間連続で毎晩どの町でも見られる中秋節のシンボルとも言えます。

 

一つの獅子舞を２名で演じ、高さ60〜200ｍの鉄筋を何本か使い、アクロバティックな踊りが披露されるのでかなり見ごたえがあります。
子どもだけではなく、大人も楽しみにしているイベントの１つです。

 

Facebookで踊る場所について宣伝をする獅子舞の団体もありますが、基本は決められた舞台で行うことがあまりなく、路上や広場、お店の前等の場所で行われます。

 

そのため、獅子舞をみるために街を歩いたり、音が聞こえる方に向かって人が集まってきます。
道に大勢の人が集まるので交通渋滞が起こることも多々ありますが、それも含めて楽しまれています。
 

 

 

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今回はベトナムの中秋節の楽しみ方についてご紹介しました。

日本人にはあまりなじみのないイベントですが、ベトナムでは大切にされている行事の一つです。

 

ベトナム在住の方やこの時期にベトナムにいらっしゃる方は、文化体験として中秋節を楽しんでみてはいかがでしょうか♪

 

 

 

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