Xin chào mọi người！皆さんこんにちは。

ダナン在住のミーがベトナムに来る前に思っていた素朴な疑問についてご紹介します。

今回は「べトナム・ダナンの雨の日のバイク事情」についてのお話です。

ダナンの一番降水量が多い時期は9月～12月

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国土交通省気象庁「地点別データ・グラフ (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)」のデータを元に作成¹

ベトナム・ダナンの季節は、大まかに雨季・乾季に分かれています。

しかし、日本の梅雨のようなイメージとは異なり、雨季=ずっと雨が降っているというわけではありません。

雨が降る時期もかなりアバウトとなっており、ダナンの雨季の定義はガイドブックによってもかなり異なるほどきちんと定められていません。

日本の気象庁のデータによると9月～12月に降水量が多いことが分かります。

同じ時期には台風も毎年訪れるためその影響もあることが考えらます。

ちなみに2016年の場合、年間降水量は2684mmとなっており、これは東京の年間降水量よりもはるかに多い数値で、一定の期間に一気に降ることが分かります。

¹気象庁の統計に数か月分しかデータがない年もあったためそれらは除外し作成したため、グラフでは抜けている年があります。

雨の時の交通事情

バイクが主流なダナンでは雨でも当然バイクで移動！

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最近は車の所有者も増えたとはいえ、まだまだバイクでの移動が多くみられるダナン。

雨の時には頭から足首まで隠れる長いレインコート(ポンチョ)を使用します。

レインコートは約50円(10.000VND)で購入できるようなビニール袋のような薄い素材から、1000円(200.000VND)ほどするしっかりとした厚めの生地まで様々です。

途中から雨が降ってきた場合は、まず道端に駐車し、座席の収納からカッパを取り出し着て走り出すというのも王道のパターンです。

雨の時の２人乗り用レインコート(ポンチョ)

当然後ろの人もヘルメットの着用は不可欠。

この写真の運転している方は、バイク用のヘルメットではないのでもし公安に見つかった場合は罰金を取られてしまうので真似しないようにしましょう。

2人乗り時の後ろの人の目線

後の人は両手でレインコートを握る必要があり、バイクに掴まることはできないことも多いです。

また、透明のレインコートでない限り前方が全く見えないため、バイクにほぼ乗ったことない人や土地勘がない人には雨の時のバイクはおすすめしません。

もしくは顔は濡れますが、自分のレインコートを持参し乗る方がまだ安全と言えるでしょう。

※グラブバイクの場合はレインコートを持ってる人と持っていない人がいるため注意が必要です。

ヘルメットの中身を濡らさないように注意しよう

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雨の日についうっかりやってしまいがちなのが、ヘルメットの留め金部分をハンドル部分や荷物フックに引っ掛けてしまうこと。

これをしてしまうと、ヘルメットに水がたかってびちょびちょに！

濡れるだけならともかく、非常に臭くなり、ヘルメットをかぶった頭までもが臭くなるので注意が必要です。

※ベトナムでは、ベトナムの免許を持っている方はバイクの運転が可能、もっていない場合は50㏄以下のバイクや電動自転車であれば運転やレンタルが可能です。

ミーケビーチ近くのバイク置き場の様子

ヘルメットは中が濡れないように、必ず座席の中に収納するか、ヘルメットの上下を逆さにしないように置きます。

旅行者の方は折り畳み傘やウィンドブレーカー必須

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ベトナム・ダナンへご旅行の場合は折り畳み傘が便利です！

現地でも折り畳み傘やレインコートは購入できますが、いきなりの雨にも備えて常備しているといいでしょう。

一日中雨が降り続ける日は、あまりないのでホイアンなどは雨でも街歩きは楽しめます。

ダナン市内は雨が降ってしまうと歩いて楽しむのは難しく、カフェ・レストランやマッサージなど室内で楽しむのがおすすめです。

ホイアンナイトマーケットエリアにて

写真右：現地で約50円前後程度で購入できるカッパを着用の観光客の方

雨の場合は警備員さんが大活躍

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ベトナムでは「警備員さん」の仕事をされている方を非常によく見かけます。

日本では学校、会社、等で警備員さん専用の部屋があり建物と私たちの安全を守ってくださっていますよね。

ベトナムでは上記の施設の他に、カジュアルな洋服店、ローカルカフェ、スーパー、居酒屋、とどこにでもいます。

ベトナムはバイク文化の為、バイクを停めるにあたり誘導する人が必要不可欠なのですが、その役割も警備員さんは補っているのです。

ダナン市内Phuc Longカフェ前

また、警備員さんは雨の日には仕事が増えます。

ほとんどの場合、お店から自分のバイクやタクシーまで傘をさして濡れないよう誘導してくれます。

反対に夏場は、バイクの座席部分が厚くなり過ぎないように、日差しカットのシートを引いてくれるお店も存在します。

わざわざそんなことしなくていいよ、と言いたくなってしまうほど丁寧だと感じますが、ベトナムでは普通のことなので素直に甘えるといいでしょう。

雨は雨で楽しもう

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いかがだったでしょうか。

今回は「雨の日のダナンのバイク事情」についてご紹介しました。

旅行やお仕事でダナンに来た際に雨だと、「せっかく来たのに」と残念な気持ちになってしまうこともあるかと思います。

そんな時は前向きに「雨が降ったからこそ見れる景色」を探してみるのもいいかもしれません。