ダナンの有名な宗教施設と言えば、ピンクの大聖堂、ソンチャ半島のリンウン寺、五行山のリンウン寺、そしてバナヒルズにある寺の４つが有名です。

ただ、上記の他にもダナンの町を歩けばわかるように寺院や教会は至る所にあり、一つ一つに特徴があり見て回るのも面白いです。

今回は市内から10㎞、住宅街にあるベトナム人にインスタ映えと人気の仏教寺院をご紹介します。

異国感満載！赤色の寺院と中央の池が印象的

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今回ご紹介するのは、「Nam Son Pagoda（越：Chùa Nam Sơn、南山寺）」。

ダナン市ホアヴァン地区に位置するナムソンパゴダは、1962年に建設。その後何度か改修などを行い現在の姿となっています。

ダナン市の中心部からナムソンパゴダまでは約10km～15㎞、毎日午前5時から午後9時まで開いています。

あまりダナン在住者にも広く知られている寺院ではありませんが、近年はその印象的な寺院が美しいとされ、インスタ映えスポットとしても知られています。

池・庭・寺院がコンパクトに楽しめる

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寺院の総面積は最大10,000㎡、その中に本堂、池、橋、集会場、庭園などがあります。

敷地内には座ってゆっくりできるような、現代的な椅子などもあり、若い人も気軽に来れるように工夫しているように感じます。

お寺の中にはいくつかの仏教の教えである学ぶべきことや平穏に生きるための教訓などが書かれたパネルも見られますが、分からなくても楽しめるようになっているので気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

バイクで訪れる場合は入口で降り、手押しで中の駐車場まで入りましょう。

入口を入ると神様が掘られた石板がずらりと並んでいます。下の飾りがベトナムらしい蓮なのがチャーミング。

一歩入ると、敷地内の真ん中に位置する、写真で見た風景が見えてきます。

池の上には３つの屋根付きの楼閣があり、入口から左側には如来像が祭られています。

右に見える二階の回廊は一般客は訪れることはできません。

如来像の裏には迫力ある竜の壁画も見ることが出来るので要チェック

お供え物には東南アジアでお馴染みの仏手柑（ぶしゅかん）がお供えされていたりします

庭園は現代風な置物が置かれていたり、現代風のブランコ椅子も置かれていたりと統一感はあまりありませんが緑の手入れはよくされているのが印象的です。

本堂は写真撮影禁止なので要注意

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本堂とそれに連なる仏殿があり、いくつかの神様が祭られています。

本殿にはメインとなるところに9体、奥に３体、左右の廊下にも木で彫られた神様が祭られています。

龍神、般若、漢音、地蔵など日本でも見慣れた漢字も並ぶので是非じっくりとご覧ください。

本堂正面

本堂前の階段で靴を脱ぎ入りましょう。

本堂全体・左の四重の塔の下にはお手洗いがあります。

敷地内の植物や鳥に癒されよう

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まだ数十年前に作られたということもあり、新しく、掃除も行き届いておりリフレッシュにも最適です。

ゴールデンシャワーの木

暗くなるとライトが付く灯篭が飾られた木

鳥の家には鳩が多く集まります

池にはカメも生息しています

ナムソンパゴダまでの行き方

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ナムソンパゴダは、在住日本人にもお馴染みのメガマートを通り過ぎたさらに南にあります。

TOYOTA岡山のショールームが近くにあり徒歩圏内です。

周囲は住宅街ですが、車で海の方へ行くとマーブルマウンテンへ15分程度で到着しますので合わせて訪れるのも良いでしょう。

服装や寺院でのマナー

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ベトナムと日本は同じ仏教を信仰する国とはいえ、その内実は全く異なります。

まず、仏教を信仰している人は基本的に旧暦カレンダーの毎月１日と15日には菜食料理を必ず食べ、自宅では火を焚いてお祈りを行います。

当然、キリストの誕生を祝うクリスマスにケーキを用意する習慣はなくお祝いもしません、仏教なので旧暦の4月15日の釈迦の誕生日を祝い、旧暦のお正月には日本人と同じように初詣に行く習慣もあります。

信仰の度合いは人それぞれですが、寺院に行く際は最低限のマナーは敬意を払うために守りましょう。

＜服装の注意＞

・ノースリーブの服（タンクトップなど）

・膝が見える服（膝上スカート、ハーフパンツ、ダメージジーンズなど）

男女ともに上記は気を付けた方がいいでしょう。南国なのでサンダルでも大丈夫ですが、ビーチサンダルはカジュアルすぎるイメージがあります。

ただし、こちらの寺院には、無料貸し出しのグレーの羽織ものが準備されていますので、万が一半ズボンで訪れてしまった場合でも中に入ることはできるのでご安心ください。

Chùa Nam Sơn：ナムソンパゴダ

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住所：Nguyễn Khả Trạc, Hoà Châu, Hòa Vang, Đà Nẵng

営業時間：5：00～21：00

入館料：無料