常夏の国ベトナムという印象が多いかもしれませんが、ベトナムには雨期と乾季、場所によっては四季があるなど一年中暑いわけではありません。

なので温かい鍋も食べますし、特に冬に食べたくなる「肉まん」や「焼き芋」もベトナムでは非常にポピュラーな食べものとして皆に愛されています。

今回は日本人も大好き「包子（バオズ）」、べトナム語で「BÁNH BAO（バインバオ）」をご紹介します。

ベトナムでもなじみ深い肉まん

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ベトナム在住者も思わず口ずさんでしまう「bánh bao, bánh bao đây（肉まん～、これは肉まんです～）」。

肉まんをバイクにのせて販売する肉まん売りのおばさんやおじさんはベトナムの風物詩ともいえる光景です。

1987年創業THỌ PHÁT

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THỌ PHÁT（トーファット）は、肉まんや点心（春巻き、餃子、焼売など）の製造及び販売するベトナムの会社です。

正確な店舗数は公式に開示していないので分かりませんが、ダナンに数店舗、ホーチミンに数店舗出店しています。

ホーチミン発祥のブランドのため、ホーチミン在住者の方は１度は見たことある馴染むあるブランドなのではないでしょうか。

ダナンではローカルすぎるのと、コンビニなどでの販売はされていないので外国人にはあまり知られていないかもしれません。

ただベトナム全国のスーパーで冷凍の雪だるまマークの THỌ PHÁTの肉まんが4つ入りで100円前後～で販売されており、気軽に購入できる、庶民の味方のブランドとして知られています。

THỌ PHÁはお昼時や夕方になると地元の人が良く買いに来て列になることもあるほどの人気店です。

ベトナムの肉まんと言えばウズラの卵入り！

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写真引用：世界の食べ物　a food of the world「バイン・バオ bánh bao thịt [肉まん]」

中国、台湾、日本の肉まんがそれぞれ異なるように、ベトナムの肉まんもベトナム人向けに作られており特徴的です。

まずベトナムの肉まんと言えば餡にウズラの卵が入っています。

もちろん入っていないバージョーンもありますが、スタンダードなものと言えばウズラの卵入り。

ベースは豚ひき肉、玉ねぎ、塩漬けタマゴ、そのほかにチーズ、シイタケ、にんじんが入っているものもあります。

甘いものであれば緑豆ペースト、黒ゴマ、クリーム系も多いです。

どちらかと言えば中国の肉まんに似ており、しっかりした生地で食べ応えがあります。

多様な種類の肉まんを販売するTHỌ PHÁT

THỌ PHÁTは肉まんや餃子類と点心も販売しています。

ダナンではこのTHỌ PHÁTもしくは、スーパーで販売されている緑の竹マークの「Bánh bao Bamboo」が二大巨頭。

癖もなく当たりはずれが少ないのは「Bánh bao Bamboo」です。

ただBambooはお店はないので、圧倒的にTHỌ PHÁの方が知名度は高いですし、お手軽にいただけます。

スタンダードな肉まん

甘味系や点心も販売している

日本の肉まんとは若干味付けも、硬さも異なります。

日本が恋しくなって食べるというよりかは、ベトナム料理の一つとして頂いてみてくださいね♪

THỌ PHÁT

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住所１：177 Ông Ích Khiêm, Thạch Thang, Hải Châu, Đà Nẵng

Foody：https://www.foody.vn/da-nang/banh-bao-tho-phat-ong...

公式ホームページ：https://thophat.com/

※ダナンには６店舗ほどあるようですが、すべてフランチャイズで本部も店舗数を開示していないため、今回は一店舗のみご紹介します。