シンチャオ！

Danang.styleの編集部ベトナム人スタッフのハーです。

毎月一回、ベトナム人がつくるベトナム料理のレシピをご紹介しています。

 

今月は、ベトナムを代表するスイーツのチェーのレシピです♪

ベトナムには、白豆のチェー、黒豆のチェー、小豆のチェー、ひよこ豆のチェー、緑豆あんのチェーなど、たくさんの豆のチェーの種類があります。チェーは10,000VND〜15,000VND(約60円〜80円)のリーズナブルな値段で、市場や道端の屋台などで販売されており、いつでも食べられるおやつとして昔から愛されています。

 

今回は自宅でも簡単に作れる「Che dau do(小豆チェー)」のつくり方をご紹介します。

 

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│材料 (２人前)

小豆：300g

生姜：20g

片栗粉：40g

ココナッツミルク：200ml

砂糖：250g

塩：小さじ１/２

│作り方

１．小豆は６〜８時間ほど冷水に浸します。

小豆が膨張して柔らかくなったら、小豆を取り出し綺麗に洗います。

生姜は綺麗にあらい、皮を剥いた後千切りにします。

 

２．鍋に小豆、塩小さじ１/２、豆が完全に隠れるくらいの水を500ml加え、中火で沸騰するまで煮ます。

３．沸騰したら、千切りの生姜と砂糖250gを加えて砂糖が溶けるまでよくかき混ぜ、豆が程よい柔らかさになり味が染み込むまで弱火で30～40分間煮ます。

４．小豆を煮ている間に、ココナッツミルクをつくるために、別鍋にココナッツミルクを入れます。ココナッツミルクは沸騰直前までそのまま温め、３：１の割合の水と片栗粉を入れます。そのまま少しとろみがつくまで中火で１分ほどよく混ぜ、火を止めてココナッツミルクの完成です。

 

５．③の小豆が程よい硬さと味になったら、３：１の割合の水と片栗粉を鍋にゆっくり流し入れ、中火でとろみがつくまで、優しくかき混ぜ、火を止めます。

 

６．④と⑤をお皿に盛り付けたら完成です。

 

 

小豆のチェーと言えば、ベトナム全土で食される伝統的なチェーの一つですが、近年ではベトナムの若者の間で「七夕の日に小豆を食べると恋愛がうまくいく」という迷信がここ数年で流行しており、七夕の日に小豆のチェーを食べる、という習慣ができつつあります。

 

元々小豆は、幸運をもたらし、赤色は運気の上昇や幸福の象徴として、知られています。

 

七夕の日に小豆のチェーを食べると、独身の人は早くに運命の人と出会うことができる、カップルの場合は愛情が深まり長続きすると言われていますので、パートナーがいる方もいない方も今年の七夕は、小豆のチェーを食べてみてはいかがでしょうか。

 

 

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今回は家で小豆チェーの作り方をご紹介いたしました。

温かいままでも、冷やして食べても美味しい小豆のチェー♪

お好みでクラッシュアイスと一緒に食べるとよりベトナムらしさが感じられます。

 

材料は、ベトナムはもちろん日本でもどこでも気軽に手に入るものばかりですので、是非ベトナムスイーツが食べたくなった際は作ってみてはいかがでしょうか。