ホイアン旧市街|入場チケットで回れる観光スポット10選
古き良き街並みが今も残り、観光客にも人気な町として知られているホイアン。
「世界遺産」に登録された旧市街には寺院や博物館、古民家等の歴史的な建物が多くあります。
過去に貿易が栄えたホイアンの歴史や当時の生活様式を知ることができるため、歴史や文化を知りたい方におすすめです。
旧市街には多くの観光スポットがありますが、無料で見学できるところの他、入場チケットを購入し施設内に入れる場所もあります。今回は、旧市街で入場チケットが必要な観光スポットについてご紹介します。
入場券は、駐車場近くや旧市街内に設置される販売窓口で購入することができます。
現在、入場チケットで見学できるところは全部で20カ所以上あります。入場券は3枚綴りと5枚綴りで販売され、料金は3枚綴りが80,000VND(約500円)、5枚綴りは120,000VND(約750円)で購入できます。
ホイアンは毎年洪水や台風等の自然災害に見舞われ、建物の老朽化も加速しているため、入場券の販売で得た売り上げは旧市街の保全工事に充てられているそうです。
入場券で回れる観光スポットの約20カ所からおすすめのスポット10選をピックアップしました。
400年の歴史を持ち、ホイアンのシンボルともいえる日本橋。
1593年にホイアンに住む日本人によって架けられたと考えられており、昔旧市街にあった中国人街と日本人街を結ぶ橋でした。
現在使用されているベトナムの20,000VND(約100円) 紙幣の裏に橋のイメージが印刷されており、ベトナム国民にとっても非常に馴染みのある建造物となっています。
橋の中腹にTran Vo Bac De神が祭られているお寺があり、ここを参拝するにはチケットが必要です。
※2023年から現在まで修復工事が行われています。2024年8月上旬完成予定
※修復前はお寺に入るためにチケットが必要でしたが、2024年現在はチケットは必要ありません。
日本橋から歩いて約5分のTran Phu(チャンフー)通りに位置し、「天后聖母」が祀られている福建会館。
「天后聖母」は、海難事故から守ってくれると言い伝えられ、中国道教の中では最も位の高い神様です。
福建省出身の中国人がホイアンに移り住んだときに造られ、現在でも集会場として同郷の人たちが集まるところとして活用されています。
会館の敷地内には華やかな庭園や獅子の石像など中国らしい雰囲気が感じられる要素がたくさんあります。
ホアイ川沿いのNguyen Thai Hoc通りにあり、200年以上の歴史を持つタンキー家。
1741年に中国人商人によって建設され、日本や中国の建築様式が巧みに調和され作られた家です。柱や梁、壁などの装飾は美しく見ごたえがあります。
ホイアンは台風の被害が多いため、2階に荷物を運びあげることができる格子状の窓や過去に1階の天井近くまで浸水した痕跡も見ることができます。
川沿いのBach Dang通りにあり、チケットで唯一ショーをみることができるホイアン伝統芸術パフォーマンスセンター。
センターは2階建てになっており、1階には仮面や伝統的な楽器等の展示スペース、2階はショーが楽しめるエリアになっています。
無形文化遺産に登録された中部の民族遊びバイチョイやクアンナムの民謡、伝統的な楽器の合奏等を堪能することができます。
パフォーマンスは1日2回の10時15分と15時15分に行われています。
日本橋から徒歩5分のTran Phu通りに位置し、陶磁器が展示されている貿易陶磁器博物館。
海上の陶磁器貿易路が存在した時期に、ホイアンを中間地として陶器の商船がよく停船したため、中国やチャンパ王国、アラブ諸国等の陶磁器がホイアンで見つけられました。
1995年に設立され、ここでは9世紀、10世紀から19世紀にかけてホイアンの各考古調査地から発掘された約268個以上の陶磁器の遺跡が展示されています。
Le Loi通りにある200年の歴史を持つチャン家礼拝堂。
1802年にTran Tu Nhacというグエン朝時代の官職によって建てられ、チャン家代々の祖先を祭るための場所として使用されています。
建物は中国と日本の建築様式に影響され、昔ながらの雰囲気を感じさせてくれる家具や装飾、骨董品等がたくさんあります。お土産屋さんも併設されており、硬貨や陶器なども販売されています。
日本橋から約30メートル、数百年の歴史がある古民家を使用している日本文化の家。
2022年にホイアンで開催された「第18回日本祭り」をきっかけにオープンされました。
日本とベトナム・ホイアンの交流の歴史などの説明やパネル等が展示されています。また、ホイアンと昔から友好な関係を持つ長崎県や大阪府堺市、三重県松坂井市の工芸品や文化が紹介されています。
茶道や折り紙など日本の文化を体験できるワークショップも定期的に行われています。
日本橋から徒歩2分のTran Phu通りにあり、三国志でお馴染みの関羽が祀られている廣肇会館。
1786年に中国の広州と肇慶出身の人々により作られました。関羽は商売上手としても知られていて、商売繁盛の神とされています。
会館は華やかな門があり、中に入ると壁に描かれる関羽の絵や装飾など、いたるところに中国らしい要素がたくさん見られます。特に、会館の庭園にあるタイルと陶器で緻密に作られた九頭竜の像は迫力があるもので、人気の写真スポットとなっています。
旧市街から少し離れたNguyen Duy Hieu通り、「ノーリッシュ・イータリーレストラン」近くにある潮州会館。
1845年に潮州出身の華僑によって建設された潮州会館。
他の開館と比べ、潮州会館は煌びやかな派手さはありませんが、立派な門等から中国らしさが感じられます。
中の祭壇では海南の神と神話によく出ている鳳凰が祭られていたり、一番奥の窓には日本の髪を結った女性は施されています。
廣肇会館の斜め向かい側、Tran Phu通りに位置しているサーフィン文化博物館。
サーフイン文化は紀元前2世紀から紀元後2世紀の期間におけるベトナム中部に存在した青銅器文化です。
1994年に設立され、博物館内にはサーフイン文化における生活様式等の知識やイメージを提供してくれる日常生活用品や道具、装飾品等約1000点の展示物が見学できます。
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