ベトナムの結婚式(披露宴)に参加するときの5つのポイント~服装からご祝儀の金額まで~



Xin chào mọi người!皆さんこんにちは。

ダナン在住日本人My(ミー)と、ベトナム人のPhuong(フォン)です。


今回は「ベトナム人の結婚式に呼ばれた!」という人向けのお話です。



結婚式と言ってもベトナムは結婚するまでの儀式がいくつもありますし、地域やその個人によっても異なるため一概には言えないところもあります。

この記事では、絶対に外せない「結婚披露パーティー(披露宴)」に呼ばれた際に押さえておきたいポイントを5つご紹介します。



ベトナムの結婚式と披露宴の違い


日本では、結婚を誓う「結婚式」と、お食事がメインの「披露宴」の2つがセットとなっているのが一般的です。

ベトナムでも結婚式と披露宴は別物ですが、日本とは若干やり方や流れが異なります。

ベトナムの伝統的な「結婚式(新婦歓迎式)」は、新郎が新婦の新婦側の家で挨拶をしに行き、そのまま全員新郎の家に向かい新婦側と同じように挨拶などを執り行うものです。

新郎新婦両方ともブライズメイドも用意し行動するのが一般的。また、自宅の敷地内で行われるため、親しい友人や親戚を呼ぶのみに留まります。

一方で、「披露宴(パーティー)」は、より多くの家族の友人、知人、同僚などを呼び盛大にお祝いをする式です。



結婚式と同日、もしくは別日に行います。新郎新婦の入場、シャンパンタワーやケーキ入刀、カラオケが行わっることが多い、いわゆる「結婚披露宴パーティー」に当たります。




地域によっても結婚式と披露宴の流れが違う


地域によっても結婚式の流れは異なります。
田舎の場合、2日~3日間かけて「結婚式(新婦歓迎式)」と「披露宴(パーティー)」を行います。

都会では、1日で終わらせることが多いようで、「結婚式(新婦歓迎式)」と「披露宴(パーティー)」を1日で行います。

地域や家族の意向、個人の好みによっても変わってきますが、一般的に田舎の結婚式は伝統的に行うため長い場合が多いです。




ベトナムの披露宴(パーティー)に参加するときの5つのポイント


今回は日本人の方でも、比較的行く機会の多い「披露宴(パーティー)」についてのポイントを5つご紹介していきます。



1.服装は日本よりもラフでOK


ベトナム人の場合、服装は町に遊びに行くようなファッショナブルでカジュアルな服装の子も多く見かけますが、キレイな人は花嫁並みに着飾ってくる人もいるため様々です。また白色がダメなど規制も厳しくはありません。

男女問わず、自分の立場を考え決めたり、一緒に行く友人に服装を聞いたり、万が一ドレスコードがある場合はそちらを優先し服装を考えるのが良いと思います。



日本人の場合は、女性の場合、無難に綺麗目のワンピースもしくはアオザイ、がおすすめです。アオザイは、親族が着ている場合が多いですが、特に問題はありません。

靴はヒールを履いているベトナム人が多く、パンプスやつま先が見えるサンダルでも問題ありませんので、合わせやすいものを選ぶと良いでしょう。


男性の服装はも同じように様々で、Tシャツ短パン姿のサンダルスタイルから、パリッとジャケットナシのスーツで革靴スタイルの方など多様ですが圧倒的にラフな姿の人が多いです。

女性同様、日本人として出席するのであれば、半袖ポロシャツに長ズボンスタイル、もしくはスーツに着るような長袖シャツなど、季節に合わせた綺麗な恰好を心がけると良いでしょう。無理に背広を着なくても問題ないでしょう。靴はスニーカーもしくは革靴をおすすめします。


ただし、自身の社員が結婚する場合はスーツを着用し綺麗な格好で参列すると新郎新婦のご家族からも喜ばれると思います。





2.ご祝儀袋は便せん!

ご祝儀袋は元々用意しておく方が望ましいそうですが、多くの場合が入口に用意されている封筒とペンを使い、その場でお金を入れご祝儀ポストに入れています。

ご祝儀袋は写真のような手紙入れが一般的となっています。


ご祝儀袋には、自分の名前と一言「Chúc mừng hạnh phúc hai bạn!(おめでとうございます、どうぞお幸せに)」、「Wishing you many years of joy and happiness!(末長い喜びと幸せを祈っています)」などメッセージを添えると良いでしょう。

ご祝儀袋はのり付けはせず半分に折ってポストに入れるので、事前準備はあまり必要ありません。




3.ご祝儀の中身は500K(2500円)が相場

さて、結婚式(披露宴)に行く際の持ち物で重要なのがご祝儀。


ご祝儀の金額は200.000VND(1000円)~500.000VND(2500円)が一般的、最近は500.000VNDが主流だと感じます。

同僚・知人・友人であれば500.000VND(2500円)。

すごく親しい友人だったら1.000.000VND(5000円)。

日本人としても上記のご祝儀金額で大丈夫。経営者とかでない限り、多くても2.000.000VND(一万円)を目安とするとよいでしょう。


もちろん立場や関係性によっても異なりますので、一緒に行く友人や周囲の経験者に相談し、ご祝儀額を決定するのも良いかと思います。







4.座る席も基本的に自由

日本ではあらかじめ席が決まっていることが一般的ですが、ベトナムの結婚式は人数が多いことから座す席も自由で、一緒に来た友人や知り合いと座ることが一般的です。


日本のように各個人の名前カードが用意されていることはほとんどなく、あったとしても親族や会社で大体決められているので、カードがない席であれば基本的に自由に座って構いません。

新郎新婦しか知り合いがいない場合は少ないと思いますので、招待された場合は会社のメンバーや、自分の知人についていけば問題ありません。





5.食事が終わったら退席

都市で一般的に行われる披露宴は2~3時間。

田舎の場合はレストランを貸し切って行うこともあるため2~4時間が目安です。


ベトナムの結婚式は日本で一般的に取り行われるものよりも、規模が大きく終始ライトがピカピカ光りカラオケをしたり明るい雰囲気であり「感動を呼ぶ」というよりも「みんなで楽しもう」という空気ですので招待客が改まって何かすることはありません。


パーティーの終盤に必ず行われるカラオケを歌いたい場合は、紙に書いてリクエストすることが出来る場合が多いので、チャレンジしてみるのもいいでしょう。

食事や雰囲気を楽しみながらお祝いしたら、退席しましょう。




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