Chúc mừng năm mới ！（チュック ムン ナム モイ）

皆さまあけましておめでとうございます。

2021年のテト期間が2月10日から昨日の2月16日までだった方が多いのではないでしょうか？

皆様は今回のテト休暇をどのようにして過ごされましたか？

今回は2021年のベトナム中部の都市「ダナン」と「フエ」のテト期間の様子をご紹介いたします。

賑わう花市と雑貨店

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花市は例年通り多くの花屋で埋め尽くされてました。

一方で、一番にテトの訪れを感じさせてくれたのは雑貨店。

雑貨店にはクリスマスが終わった後からテト飾りの販売がされ、新年に必要な今年の干支飾りやBanh Trungや花の飾りを各家庭や企業用に販売していました。

ただ、やはりコロナの影響もあってかお花もテト飾りも、例年に比べて飾られているお店が少なかったようにも感じました。

とはいえ、例年テト前になると９月２日記念公園の広場に出現するダナンの花市はそれなりに賑わいを見せており、テトの気分を味わうには十分なほどお店が多く出店していました。

ベトナムのニュースでは、「今年は例年に比べて買う人がいない」「ガラガラの花市」といった文言が目立ちましたが、売り買いは減ったとしても訪れている人はそれなりにいたためさみしい雰囲気はなく、雰囲気で屋台や着ぐるみを着た人もおり、華やかにお祭り気分を味わことができました。

９月２日記念公園の広場の花市

キンカンの鉢植えを吟味する人たち（９月２日記念公園の広場）

縁起のいい置物やテト名物の「福」「長寿」「富」など縁起の良い文字を彫ったスイカも販売されます

祭りのように屋台もずらりと並びます

持って帰れるサイズのものはバイクで運びます

花で彩られる公園や町

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テトの風物詩と言えば、なんといっても「お花」ではないでしょうか。

ベトナムではテト前になるとフラワーストリートと呼ばれるお花を綺麗に飾り付けたエリアがどの都市にも出没し、新年をお祝いします。

ダナンは市内中心地にあるHàn川沿いのBạch Đằng通りに例年飾り付けられました。

このように花が飾られるエリアはどの都市も同じように、毎年花や装飾のデザインが変わります。

ベトナムらしい国の形に花が飾られていたり、その年の干支をモチーフにしたモニュメントが登場し、素敵な一年になるようにと明るい雰囲気が印象的です。

このエリアはただ花が飾られるだけではなく、同時に多くの人も集まるため、移動式の食べ物を販売する屋台や子ども向けの風船売り写真を撮影しその場で現像してくれる写真屋さんなども集まり賑やかな空間に。今年はハン市場近くの通りのコーナーにも赤いポインセチアや菊が植えられここ一帯が華やかなモードに一変しました。

黄色、紫、赤、などカラフルな花で彩られたBạch Đằng通りの一角

いつもより少しおしゃれして写真を撮りに来る地元のベトナム人たち

牛のモニュメントが飾られたBạch Đằng通りの一角

一方で古都フエもダナンと同様に花市やフラワーストリートが賑わいを見せました。

フエの2021年今年のフラワーストリートはHương川沿いLê Lợi公園を中心に行われました。

公園では、花やモニュメントの他に、観賞用の石（水石）や盆栽などの展示が行われ、三が日に訪れた際はダナンよりも多くの人でにぎわっているように感じるほどの賑わいで、周囲にはベトナムのおやつのチェーやブンボ―フエ、串焼きのお店も多く出店が見られフエの趣とテトのの雰囲気を存分に味わうことができました。

もちろん王宮も定番の写真スポットで、多くの人が写真を撮りに訪れました。

ダナンもフエも同様に訪れる人は、新年にふさわしいようなお揃いの新しい服や華やかな色のアオザイを着て友人や家族、恋人と訪れ写真を撮り楽しんでいました。

テトの花で埋め尽くされたĐài tưởng niệm chiến sĩ trận vong：記念碑（Lê Lợi公園）

写真スポットにもなっているホーチミンさんも通った高校前に風船売りが集まっている様子（Lê Lợi公園前Hue High School）

涼しくなった夜にはかなりの人があふれる噴水前（Lê Lợi公園）

日中は日差しが暑かったので水やりが行われている様子（Lê Lợi公園）

グループや家族でアオザイやドレスを着て写真を撮る人（Lê Lợi公園）

水石や箱庭、盆栽などベトナムでは人気で、それぞれ展示がされている様子（Lê Lợi公園）

美しい王宮内とテト用に飾られたお花と一緒に写真撮影する人が多くみられました(フエ王宮前)

今後のテトスケジュール

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旧正月（テト）の時期ですが、新暦ではなく旧暦で考えているため毎年変化します。

ただ、毎年テト休みは、旧暦の12月27日～1月5日まで旧正月のお休み期間である場合が多く、旧暦であることを除けば日本のお正月休みとほとんど変わりません。

下記には2026年までの旧暦の元旦とテト期間の未来予想を記載しました。

実際のテト期間は毎年政府が発表するため、あくまで参考程度にご覧ください。

2022年

旧暦元日：2月1日（火）

テト期間予想：1月29日(土)～2月6日(日)の９連休

テト期間予想(旧暦)：12月27日～1月5日

2023年

旧暦元日：1月22日（日）

テト期間予想：1月20日(月)～1月26日(日)の７連休

テト期間予想(旧暦)：12月29日～1月5日

2024年

旧暦元日：2月10日（土）

テト期間予想：2月8日(木)～2月14日(水)の７連休

テト期間予想(旧暦)：12月29日～1月5日

2025年

旧暦元日：1月29日（月）

テト期間予想：1月27日(月)～2月2日(日)の７連休

テト期間予想(旧暦)：12月28日～1月5日

2026年

旧暦元日：2月17日（火）

テト期間予想：2月14日(土)～2月22日(日)の９連休

テト期間予想(旧暦)：12月27日～1月5日

さいごに

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いかがだったでしょうか。

旧正月はガラッと街の雰囲気が変わり、みんなが一年の締めくくりを穏やかに過ごす時期となります。

2021年のテトはコロナウイルスの影響もありマスク姿の方も多く見受けられましたが、例年通り花も多く飾られ、観光地やフワラーストリートには一定数人がいる様子が見られました。

来年、再来年と旧正月をベトナムで過ごす方の参考になれば幸いです。

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