フエ・ダナン・ホイアンの医療申告フォーム
ベトナムのコロナまん延防止対策のために義務付けられている医療申告。
どこに住んでいて、これからどこに行くのか、いつ帰ってくるのかなど記入し、感染者が出た際に国や地域が管理できるようにするものです。
この医療申告ですが、2021年になりベトナム中部では各市や省個別の医療申告フォームが新しく作成されているため、国内移動をスムーズに行いたい方は事前に確認しておく必要があります。
今回はフエ省・ダナン市・クアンナム省(ホイアン)に行く際に必要な各フォームの申告ページをまとめました。
医療申告フォームの多様化
ベトナムでは国内移動の場合でも、医療申告ができるように2020年3月21日よりシステム化されています。
コロナウイルスがまん延していない地域であれば医療申告は求められないケースもありますが、基本的にはベトナム交通運輸省が出した通知により国内移動(飛行機・列車・車両・バイク)でも医療申告(https://tokhaiyte.vn/)が求められています。
ただし、医療申告に関しては各省や市が独自に定めた医療申告を作成しているケースが、ベトナム中部では2021年になって見受けられるようになってきました。
各省や市が独自に定めた医療申告を作成しているケースの場合、上記のURLの医療申告をしても認められない場合があります。
その際は、申告所の指示に従い、URLを読み込みウェブ申告を行うか、紙が用意されている場合紙に記載します。
基本的にはウェブ申告になっており、ベトナム国内で使用できる電話番号も必須です。他の人のスマホでも申請は可能ですが、スマートフォンは必ず所持するようにしましょう。
●一般的なフォーム
ベトナム国内の移動やベトナム入国の際に記載することが求められる一般的な医療申告のフォーマットです。
2021年7月時点では、クアンナム省(ホイアン含む)に行く際はこちらのフォームで通過可能でした。
●フエ省の医療申告
フエ省に入る際は、フエさが作成したフォーマットに記載する必要があります。
2021年の6月からこのシステムが導入されています。
URL:https://tuongtac.thuathienhue.gov.vn/khaibao
●ダナン市の医療申告
クアンナム省やフエ省からダナンへ入る場合は、以下のURLから医療申告を行う必要があります。
2021年6月より導入されています。
URL:https://khaibaoyte.danang.gov.vn/en/
在住者は臨機応変な対応が求められます
今回ご紹介したように、中部では2021年6月頃から各市や省ごとにシステム作成をしていることが見受けられます。
このように申告システムが分断化したため、新しいシステムを知らずに新たに医療申告をしなければならない人が増え医療申告の場所が密になっていたり、急いで作ったシステムなのかフォーム自体が貧弱で申告するだけで非常に時間がかかったり、反対に医療申告をしなくても「通っていいよ」と通されることもあるなど、の事例を耳にします。
これらの現状は、国内移動の医療申告の現場の気持ちのゆるみや、度重なる制度の変更による混乱を浮き彫りにしています。
ベトナムのコロナ対策の状況はコロコロと変化するので、臨機応変な対応ができるように心構えをしておきましょう。
国内移動の情報やコロナの情報は、Facebookコミュニティーなどで情報が周るので、事前に確認しておくとスムーズに国内移動を行えます。
また現在ベトナム国内では現在コロナウイルスがまん延していることから、自分の身を守ることはもちろんのこと、むやみやたらに多くの人がいる場所に訪れるのは控えることが、もうしばらく求められそうです。
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Danangdeビジネス
アジア・ASEANにおいて特に経済発展が著しいベトナム。
特に中部のダナンは、人口約96万人のベトナム第三の都市とも呼ばれる港湾都市。
首都のハノイと南部のホーチミンから片道1時間強とアクセスが良く、日本の各都市からも直行便が飛んでいます。ダナン市内もコンパクトで、国際空港から中心地まではタクシーで約10分、ビーチまでは約20分の距離。
リゾート地としても知られるダナンは、主要国首脳会議が開かれるほど治安も良く、IT系や工場系を主とする国際的な企業からもビジネスの拠点として選ばれています。