ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態



シンチャオ!

皆さんこんにちは、ダナン在住日本人のミーです。



今回は、在住者の私の目線で、ベトナム・ダナンのコロナウイルスまん延防止策として行われている「スーパーロックダウンとはなにか」と「食糧配給」の実態についてご紹介したいと思います。



地域によって状況は異なりますので、一例としてご一読いただけますと幸いです。





絶対外出禁止!のスーパーロックダウン



ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

写真:外出禁止直前のスーパーの様子

スーパーロックダウン(厳格な社会隔離)とはダナンで2021年8月16日から行われている完全外出禁止としたまん延防止策のことを指します。


外出はとにかく厳禁。買い物も自ら行くことができず、オンラインショップもほぼ使用不可、もちろん他の地域に行くこともできません。

本当にごくわずかの特例を除き市民は外出禁止というベトナムのコロナ下史上最も厳しい防止策です。





5月~続いている収束が見えない第4波!


このスーパーロックダウン、もちろん突然発動されたわけではありません。

ダナンでは5月4日に1名の原因不明の市内感染者が見つかったことを皮切りに「第4波」が到来、9月に至るまでずっと何かしら規制が行われている状況です。

ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

写真:8月上旬のダナンの街並み、経済活動はほぼストップ状態


さて第4波初期の5、6月の主なニュースと言えばこの2つ。


●感染者が出たおよそ700人が住むマンションが約3週間封鎖。(食料品は外部の人からエントランスで受け取り可能。)

●一名の感染者が出たとされる会社も社員全員ホテル(実費)で1週間、自宅で1週間隔離。(ホテル隔離時は食事は完全支給制。)


ダナン市全体でも飲食店の営業禁止など規制はあったものの、上記の様に巻き添えを食らう形で厳しい処置を行われたことに関して日本人界隈もさすがに驚きと動揺が隠し切れない状況でした。


7月中旬から状況がさらに悪化し、市内で感染者が続出し始めます。市内感染者が17人になったときにはもう手遅れで以下のような対策が取られます。


●8月には感染者が見られた一部の地域を封鎖。

●感染者数が収まらず8月16日午前8時からはダナン市内全域でより厳格な社会隔離、スーパーロックダウンが発動。ダナン市民は、市内・郊外関わらず食料品の買い出しの外出も認められない。配達機能も停止しているためオンラインショッピングも不可。



そして現在、9月4日に一部緩和も認められるも、スーパーロックダウンは継続しており、ほとんど変わらない状況を送っており約1ヵ月「外出禁止」が引き続き行われている状況です。


※ダナンは飛行場も封鎖、各都市には検問もあり、さらに外出禁止令になっているため本記事では勝手にスーパーロックダウンと呼んでいます。日本大使館の翻訳では「厳格な社会隔離」と翻訳されています。




\スーパーロックダウン中に行われた/

政府からの救援物資「食糧配給」


さて、スーパーロックダウン中は、完全外出禁止。買い物は、地域のリーダーさんに頼んで限られたリストの中から購入することで食料を手に入れる手法が取り行われました。

ただそれにも限界があるだろうということで、ダナン市より無料で「食糧配給」が行われました。

食料配給は、2021年9月7日時点で、8月15日~9月3日の間で見られた処置です。

ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

野菜を仕分けている様子

写真引用:DAN TRI「Gần 10 tấn rau củ quả của đồng bào miền núi ủng hộ dân Đà Nẵng chống dịch

ニュースによると「2000トンの野菜を供給した」と報道しているところもあり、多くの地域に定期的に配給されたようです。


実際には地域によりかなり状況は異なるのですが、数日に一回程度の間隔で食料を家やマンションに届けられるか、無断で置きっぱなしにされる、もしくは徒歩圏内のエリアに取りに行くという主に3つのケースで配布されていました。


配給の仕方は袋に入っているのはいい方で、コンクリートにそのまま置かれているご家庭もあるようでした。







支給される食べ物は主に野菜


支給される食料の内容は主に野菜で、キャベツ、ジャガイモ、紫芋、カブ、大根、チンゲンサイ、人参、ビーツ、ウリ、冬瓜、なす、バターナッツ、かぼちゃ等の種類から1回あたり1~5種類ほどが支給されました。

バランスが良く支給されるところと、芋ばっかりなど偏りがある地域もありました。

ただ、市内全体をみてもキャベツの配給の割合は高かったのではないかと思います。

ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

写真:配給野菜①基本的に泥付きの割合が多め


ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

写真:配給野菜②もらえる野菜は地域によって異なる

ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

写真:PCRを受けた後に道端で受け取るケースも


ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

写真:一部約4500世帯に配られたとされる食料品

また、一部の地域では9月3日のスーパーロックダウンが緩和されるかも⁉という寸前で、市からのプレゼントということで、カップ麺や卵、缶詰、魚の煮干し、お米(10キロ)も配られました。こちらは普通の配給時とは異なり、受け取り時にサインが求められました。


世帯ごとの数を数えて配っているわけではないので、一人暮らしに対して大量に配られることもあります。

その時はご近所さんや持ってきてくれた人に、これは他の人に渡してなどと伝えるなど臨機応変な対応を行っている地域も多くあったと聞いています。






「とにかく買い物に行きたい!」

1か月間引きこもりはベトナム人も外国人も我慢の限界⁉



ダナン在住者が答えるコロナ下で行われた「食糧配給」の実態

ここまで淡々と状況を書いてきましたが、皆さんは「食糧配給」についてどう思われたでしょうか。



ダナンの人は国籍関わらず、前向きな人が多いです。

それでも、この期間実際過ごしてみると経済的にはもちろん、身体的にも精神的にもかなり厳しくなってきています。

政府が野菜を無料で配ることで、飢え死にすることは免れます。配給自体この状況下では少なからず助かったこともあり感謝しています。

ただ一方で、経済活動が一切禁止されることは、市民全体の生活の継続的な安定には繋がる対策ではありません。



「戦時中のシステム!?」「どっかの国の刑務所ぐらし!?」なんて思ってしまうほどがんじがらめのダナンの現状。

既にタクシーと飛行機で30~40時間かけて日本に帰国している日本人の方も多くいらっしゃいます。

どうなるダナン!何とか乗り切りたい!そう思って、踏ん張っています。




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