2021年最後にホイアン国内観光が徐々に再開か?来年度に期待!



Xin chào!こんにちは。ベトナム中部ダナン在住日本人のミーです。

最近のホイアンの状態をシェアしたいと思います。


ベトナム屈指の観光地として人気のランタンの彩りが美しいホイアン。

ホイアンは2019年~2020年の年越しのイベントを最後に、およそ2年が経った2021年末に至る現在まで活気は戻っていません。


今回はダナンに住み、2021年のうち9ヵ月/12ヵ月、計30日間ホイアンへ訪れた筆者がホイアンについての最近の状況をまとめます。






特に2021年のホイアンは本当に人がいなかった!

今年一年のホイアンは、静寂に包まれたゴーストタウンのようでした。

一時、ベトナム中部の感染が落ち着いていた、3月~4月にはベトナム各地から若干観光客が訪れたものの、その後のスーパーロックダウンにより完全に観光や飲食産業はストップ。ホイアンだけではなくベトナム全土でそうでしたが、長きにわたり非常に厳しい状況が続きました。


かろうじて、地域住民の生活の要である市場の日用品や生鮮食品を扱うところは稼働。

しかし、ホテルや飲食店、お土産屋さん等はほぼ一軒も空いていないと言っても過言ではないほどで、いつもは賑わう通りも真っ暗。


空いている飲食店は、指で数えられる程度で、全盛期とは比べ物にならない静けさが町を包んでいました。

さらに通常は歩行者天国で徒歩や自転車でしか入れないホイアン旧市街が、バイクでも通行可能だったことも大きく異なる点でした。





ホイアンへ外国人観光客受け入れのニュースの実態

2021年11月、ベトナムの観光関連で注目を浴びたのが「ホイアンに外国人観光客を歓迎」というニュースでした。


実際に11月17日にクアンナムに約30名が到着、翌日の18日にも100名の外国人がホイアンへ訪問。

飛行機は韓国の仁川からのもので、韓国人の他にアメリカ人やカナダ人が訪れました。

この2便はハノイ空港から、ダナン空港に到着後、クアンナム省ホイアンへバスで移動。

どちらも海沿いにあるホイアナリゾート内にあるNew World Hoiana Resortへ宿泊。ミーソン遺跡や決められた区画のツアーをオプションで付けることによりホテル外に出れるというスタイルのプランを実施しました。


その後の予定でも、2回接種と陰性証明を持っていれば、海外の方にも上記のような決められたスケジュールの場所であれば行けるという観光スタイルのプランを販売予定でしたが、コロナウイルスの変異株が11月末に出たことにより計画はストップ。

「外国人観光客受け入れ」と言っても観光地でお土産を自由に買ったり、食事をすることはできないので、地域住民には恩恵はあまりない遠い場所の話のような感じでした。


参考:https://baobinhduong.vn/en/more-foreign-visitors-t...




旅行客の増減・休みに合わせてお店を開けている様子

さて、2021年も終わりに差し掛かった12月に入ると、少し様子に変化が見られました。

クリスマスの2021年12月24日には、雨予報だったにも関わらず国内からの観光客が、今年の3月~4月ぐらいまでとはいかずも、ホイアンの旧市街を歩いている様子が見られました。


レストランを経営する日本人オーナーによると、「ここ2週間ほどで観光客が戻ってきているかも、大型観光バスも見かけるようになった。」と話してくれました。

徐々にでも観光客が戻ってきているため、旧市街はバイク通行可能から歩行者天国に切り替えが行われ、時短でホイアン名物の革製品のお店が開いている様子も見られました。

ただし、体感では10%未満しか旧市街の飲食店並びにお土産店は営業していない状況であり、依然として厳しい状況であることに変わりありません。


ホイアンは世界遺産と観光がメインの町であるため、ダイレクトにコロナの影響を受ける場所です。

今年も何度か観光客が戻ってきた時期もありましたが、かなり大きな人の波があります。



そのため、継続的に観光客で賑わう日はまだ先かと思いますが、旧正月のイベントや今後夏のシーズンにかけて徐々に町が動いていく雰囲気が感じられます。

観光客が戻ってきたときに、一気にお店や観光サービスは受け入れ態勢を整えることができるのかが課題になるでしょう。






飲食店はイベントを開催するなど、コロナが生んだ繋がりも?

元々ホイアンやダナンは小さな町ということもあり、飲食店同士の繋がりもあり、どちらかというと協力しダナンを盛り上げていこうという比較的和やかな雰囲気が強いです。

ただコロナに直面し、例外なく政府より営業禁止を求められた約5か月間を過ぎた後は、今まで以上に、生き残った在住者同士「絆」を深めたように感じました。



実際に、特に外国人が飲食店のオーナーや中規模のホイアンのホテルでは、ダナンやホイアンにある他店とのコラボ企画イベントが度々開催されるようになりました。

他のお店のオーナーシェフを招いてのディナーイベント、何名かの有名シェフを招いてホテルで高級ディナーイベント、昼間の雑貨と飲食のマーケットイベント、などなど2つ以上の飲食店がコラボするイベントが以前に比べても本当に増えました。


特にディナーでは、ベトナムでは高額である、一人1万円を超すプランもすぐに埋まるなどしており、実際に知名度を上げたり、集客へも繋がっているのではないかと思います。



お客さんが全盛期に比べほとんど来ない状況は、飲食店にとって非常に苦しい状況です。

ただ、それでも前を向いて、むしろ今までできなかったことをできるチャンスと捉えて動いている人たちがいます。






ホイアンは旧市街以外も魅力がある

ホイアンは旧市街やミーソン遺跡などの「世界遺産」のイメージが強い街です。

ただ、ホイアン周辺に広がる田園風景と、東に位置するビーチを拠点に、ゆっくり過ごすというのもおすすめ。



海を見渡せるホテルで長期滞在、ローカルフード食べ歩き、数少ない外国人が営むおしゃれなお店に行ってみて現地の人とのつながりを楽しむ、などなどチルな楽しみ方をしても飽きません。



コロナの影響により、スローペースでの復活ではありますが、是非今しか見れないダナン・ホイアンも訪れてみると新たな発見があるかもしれません!

依然、海外からの受け入れは現在非常に難しい状況ではありますが、ホイアンの町を観光客の方が楽しめる日が来ることを祈っています。



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特に中部のダナンは、人口約96万人のベトナム第三の都市とも呼ばれる港湾都市。
首都のハノイと南部のホーチミンから片道1時間強とアクセスが良く、日本の各都市からも直行便が飛んでいます。ダナン市内もコンパクトで、国際空港から中心地まではタクシーで約10分、ビーチまでは約20分の距離。
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