シンチャオ！みなさんこんにちは。

Danang.styleの編集部ベトナム人スタッフのハーです。

ダナンスタイルでは毎月一回、ベトナム人によるベトナム料理のレシピをご紹介しています。

 

ベトナム人も、日本人と同じように漬物が大好きで、日常的によく食べられています。

ベトナムの漬物には、もやし、ニラ、らっきょう、キュウリ、パパイヤ、高菜などを使ったさまざまな種類があります。

 

ローカルの屋台などでは、テーブルに漬け物が置かれていることも多いので、旅行者の方でも気軽に食べることが出来ます。

また、どれも市場やスーパーマーケットで購入することが出来るので、在住者の方におすすめです。
今回は、ベトナム人の食卓に代表されるお漬物の５種類をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

１．Dưa cải muối（ズアカイ ムオイ）

Dưa cải(ズアカイ)は高菜、muối(ムオイ)は塩漬けという意味です。

その他cai chua(カンチュア)とも呼ばれています。

ズアカイ ムオイは、日本の高菜の漬物のような塩味と酸味があり、爽やかな味わいです。

 

おかずとして食べることもでき、魚の煮込み、肉の煮込み、スープ煮など、さまざまな料理に使用できます。

作り方は、塩、砂糖を混ぜ沸騰させ、60℃くらいまで冷まします。その後、高菜や紫玉ねぎ、長ネギ、唐辛子を加え3日ほど漬けます。

お値段は30,000VND〜で購入することが可能です。

つくり方はこちら

 

２． Mắm cà pháo（マムカーファオ)

Mắm(マム)は発酵調味料、 cà pháo(カーファオ)は小茄子という意味です。

カーファオはミニトマトほどの大きさで、形は丸く、色は白、青、紫などがあります。

 

作り方は、ヌックマム、酢、砂糖を混ぜ沸騰させ、冷ましてからカーファオを3日ほど漬けます。

マムカーファオは他の食材と一緒に調理するのではなく、おかずとして食べるのが一般的です。

お値段は30,000VND〜で購入することが可能です。

３.　Dưa gang muối（ズアガンムオイ）

Dưa gang(ズアガン)はキュウリ、 muối(ムオイ)は塩漬けという意味です。

 

作り方は、塩水と砂糖を混ぜたものを沸騰させ、冷ました後、ズアガンと一緒に5〜7日間漬けます。

ズアガンムオイは唐辛子やニンニクと混ぜておかずにしたり、魚や肉と一緒に煮込むとよりおいしくなります。

お値段は10,000VND〜で購入することが可能です。

４．Dưa giá hẹ muối（ズアザーへームオイ）

Dưa giá hẹ(ズアザーへー)はもやしとニラの野菜をミックス、muoi(ムオイ)は塩漬けの意味です。

 

作り方は、もやし、ニラ、ニンジンを塩水、砂糖、酢を混ぜた液に、ズアザーへーを2日間漬けます。

ズアザーヘーは、ティット ルオック チャム マム ズオック(茹でた豚肉をライスペーパー巻いて食べる料理)と一緒に食べるのが定番ですが、スープにしていただくことも出来ます。

お値段は5,000VND〜で購入することが可能です。

５．Hành tỏi ngâm giấm（ハイントイガムザム）

Hành(ハイン)は紫玉ねぎで、 tỏi(トイ)はニンニクで、ngâm giấm(ガムザム)は酢に浸すという意味です。

 

作り方は、水、砂糖、酢を混ぜたものを沸騰させて冷ましてから、唐辛子、紫玉ねぎやにんにくと一緒に3〜4日漬けます。

ハイントイガムザムは、麺やフォーに入れることが多く、ローカル店によく置かれているものの一つです。

ベトナムの家庭ですぐ作れるものなので、販売等はしていません。

さいごに

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今回は、ベトナム人の食卓によくあるお漬物の５種類をご紹介しました。

 

ベトナムでは、年間を通して新鮮な野菜を収穫できるため、様々な種類の漬物を楽しむことができます。
 

日本への持ち込みは禁止されているので、お土産等には持って帰ることは出来ませんが、ローカル店で食事をする際にテーブルに置いてあることが多いので、是非食べてみてくださいね。