ダナン・フエから2時間で行けるバックマー国立公園の魅力
シンチャオ!自然好きの皆さんこんにちは!
今回はベトナムの大自然を楽しめるスポットへ訪れてきました。
ダナンとフエのちょうど間に位置する、バックマー国立公園をご紹介します。
ダナンから行ける滝を見に行こう!
ダナンはミーケビーチを主とする海が有名ですが、山や半島といった緑も多い恵まれた立地を持つ都市としても知られています。
中でもダナンの隣の省にあるフエ省Bach Ma National Park (バックマー国立公園)やSuoi Voi(象の滝)は、観光シーズンであればダナンからツアーで訪れることもできる自然好きにはたまらないスポットです。
「滝」だけに絞ってもダナン市では”suối Hoa”と”Hoa Phu Thanh”の滝が有名で、ホイアン市では少しローカルになりますが”Thác Grăng”、”Suối Tiên”などの滝があるなど近場に多くの自然が広がっています。
今回は、ダナンか北上したフエ省にある国立公園内にある「バックマー国立公園内の滝」をご紹介します。
[もくじ]
-バックマー国立公園の基本情報
-バックマー国立公園までの行き方
-持っていくと良い持ちもの
-事前にプランを立てておこう!
-バックマー国立公園の見どころ
-バックマーと合わせていきたい観光地
-さいごに
バックマー国立公園の基本情報
バックマー国立公園はフエ市内からダナン方面に車で約2時間、ダナンからは車で2時間の所にある避暑地としても知られる山一帯です。
トゥアティエン・フエ県フーロク地区にあり、庭園の総面積は37,487ヘクタールとベトナムの中でも巨大な面積を持つ国立公園の一つです。
【基本情報】
住所:01 Pham Hong Thai
電話番号:+84 543828288
公式HP:http://bachmapark.com.vn/
料金: 子供、学生、60 歳以上方: 20,000 VND/大人: 60,000 VND
バックマー国立公園までの行き方
バックマー国立公園案内所までは国道1号線から山沿いに入り、ローカルの住宅街を抜けて到着します。
この周辺は細い道が入り組んでいて、Googleマップではルートが正しく表示されないこともあるので、個人で行くときは注意しましょう。
ダナンから:
ダナンからハイヴァン峠を越え、国道1Aを約65km直進します。
A1から横道に入りバックマーへ行くのですが標識が分かりにくいです。地図をご参照ください。
バイクでハイヴァン峠を越え約2時間。車の場合はハイヴァントンネルを使い約1時間半の道のりです。
フエから:
市内より国道1Aを進み、フーロクの町まで直進します。
A1から横道に入りバックマーへ行くのですが標識が分かりにくいです。地図をご参照ください。
車の場合はフエ市内より1時間、バイクで1時間半程度の道のりです。
持っていくと良い持ちもの
・滑らない靴
道は初めは舗装されているところもありますが、石畳や、土の上、川の上にある石が道になることもあるため水にぬれてもすぐ乾き滑りにくい履きなれた靴を用意しましょう。
・帽子
バックマーは山で気が生い茂っているとはいえ、日差しも強いです。日焼け防止もそうですが、虫などから身を守るためにも持っていると便利でしょう。
・長袖長ズボンやスパッツ
蚊やヒル、そのほかにも様々な虫が生息しているので身を守るために、肌を露出させないようにしましょう。
・救急用品
酔い止め(山道を車で移動するため)、日焼け止め、蚊よけ、絆創膏、かゆみ止め、下痢止めや痛み止めなどの常備薬を持っていくと良いでしょう。
・ティッシュとビニール袋
トイレにペーパーがない場合や、山で菓子類などのごみが出た時、緊急時のためにビニール袋は役に立ちますので、念のため持っていきましょう。
事前にプランを立てておこう!
バックマー国立公園へは事前準備も重要です。
ゲートからバックマーの頂上までは約 19 km とかなり遠い道のりです。
往復40キロに加えトレッキングもするとなるとかなりの体力を必要とします。ほとんどの旅行者はタクシーで頂上まで登るため国立公園内の足も確保しておく必要があります。
受付では、入山料は大人60.000VNDの支払いと同時に、タクシー1台(1日貸し切り)1.200.000VND(約6000円)で当日借りることも可能です。
ただし、フエやダナンから一日レンタルした方が交通費を安く抑えられる場合もありますので、事前に検討することをおすすめします。
※バイクや 16 席以上の車はバックマー国立公園内に立ち入ることはできません。チケット売り場に駐車場がありそこまでは入ることができます。
チケット売り場兼観光案内所
屋内の展示スペース
頂上までは車で移動
案内所にはバックマー国立公園の動植物の説明がされている小さな展示スペース、お手洗いが併設されています。
向かい側にはアイスクリームやドリンク、オレオなどの菓子類が販売されている売店もありますので必要なものはこちらで購入しておきましょう。
バックマー国立公園の見どころ
バックマー国立公園は一日では見きれない多くの見どころを持っています。
・東京タワー(333m)とほぼ同じ高さを持つバックマー最大の滝thác Đỗ Quyên(ド クエン滝)
・大小 5 つの湖があるNgu Ho(グーホー)エリア
・1942年に建てられたフランスフランス人の別荘
・貴重な猿や蝶や鳥などを含む動植物
公式の地図(※現在営業していないアドベンチャーパークや分かりにくい記載が多い)
通常は、案内所から車に乗り、頂上近くまで車で登ります。
その後頂上まで15分程度歩木登り、車まで戻り好きなトレッキングコースへ行き滝を見たりお昼ご飯を食べたりと自由に過ごすというルートが一般的です。
地図にあるように、トレッキングコースはいくつかあるため、一日で全てを周ることは不可能ですので、行きたい場所をしっかりと事前に確認していきましょう。
│頂上近くまで車で一気に登って絶景を!
バックマーの頂上からは山々の美しい景色を一望することが可能です。
別荘跡や、展望台はもちろん、頂上までの15分程度のなだらかな道は自然の声に耳を澄まして歩くとよいでしょう。
フランス領時代の別荘
頂上の2階建ての展望台兼展示スペース
絶景が見える頂上近くの広場の鐘
│トレッキング中は自然の声に耳を澄まして
生態系も見どころの1つで、特に美しい蝶や鳥たち比較的出現率も高く、訪れる人を驚かせます。
その他に、猿、魚、カエル、爬虫類、鳥、哺乳類など数選種類が生息しており、絶滅危惧種に認定されている動物も生息しています。
参考:https://web.archive.org/web/20140508031104/http://...
│ゆっくり歩きながら5つの泉と滝を見に行こう
東京タワー(333m)とほぼ同じ高さを持つバックマー最大の滝thác Đỗ Quyên(ド クエン滝)を下から見るのには、体力が必要です。
一段20センチ近くある不揃いの石階段を約600~700段下り、帰りは登らなければなりません。
対照的に、大小 5 つの湖があるNgu Ho(グーホー)エリアは初心者におすすめです。
こちらにもいくつか滝があるので、ゆっくり歩きながら水辺を楽しむことが出来ます。引き返す際に道を誤ると、ド クエン滝に続く道に行ってしまうので注意しましょう。
山道のトレッキングコース
Ngu Hoエリア(:Five Lakes)
トレッキングコース
ド クエン滝(下から見るには左脇にある急な階段を下りる必要があります)
thác Đỗ Quyên(ド クエン滝)の全貌
写真引用:ベトナムエクスプレス「Một ngày khám phá vườn quốc gia Bạch Mã」
thác Đỗ Quyênから地上16Km のパーキングに行くまでの道のりにある仏様
│バックマー国立公園内の設備
バックマー国立公園内には、入り口の案内所、食事処、ホテル、の3つの施設があります。
食事処は1つしかないため、お昼時は込み合います。
提供される料理はベトナムの家庭的な料理で特に可もなく不可もなくという感じのお食事が頂けます。
レストランはベトナム料理で焼きそばやごはん類が約600円~750円と高めですが、ここでしか飲めないワインがあるので必見です!
公園内の中腹にあるレストラン
バックマーワイン
現在バックマーではテントや食事を持ち込むことが出来るため、事前に食べ物を持参しピクニックや泊まりのキャンプも行うことが出来ます。
山の中腹には唯一レストランにトイレがありますが、臭いは気にならないもののあまり綺麗ではなく、トイレットペーパーもないので、テッシュを持っていくことをお忘れなく♪
バックマーと合わせていきたい観光地
バックマー国立公園へ訪れるにはダナンやフエから片道2時間かかるため、その他の観光地と合わせた「早朝発日帰りプラン」か「1泊プラン」がおすすめです。
以下ではバックマーと合わせていきたい観光地や汗を流せる場所をいくつかご紹介します。
【フエ側】
Bạch Mã Village(バックマービレッジ)
住所:Vườn Quốc gia Bạch Mã, Lộc Trì, Phú Lộc, Thừa Thiên Huế
バックマー国立公園の麓にあり、合わせて訪れやすいフォトジェニックスポット!
Thiền Viện Trúc Lâm Bạch Mã (竹林白馬寺)
住所:Lộc Hòa, Phú Lộc, Thừa Thiên Huế
文化遺産を合わせて見たい方にはお寺に訪れるのもオススメ!
Kawara My An Onsen Resort(カワラ ミーアン オンセン リゾート)
住所:Mỹ An, Phú Vang, Thừa Thiên Huế
フエに拠点を置く人はバックマーで疲れた身体を温泉で流すのに良し!
【フエとダナンの中間】
Đầm Lập An(ラップアンラグーン)
住所:Nguyễn Văn, TT. Lăng Cô, Phú Lộc, Thừa Thiên Huế
数分立ち寄り写真を撮るだけでもGood!周辺にはいくつかの海鮮料理店があり人気!
Suối Voi(エレファントスプリングス)
住所: Lộc Tiến, Phú Lộc, Thừa Thiên Huế
少し水遊びをしたいという方にはこちらがオススメ!タオルや水着なども必須の比較的長時間滞在できるスポット。
【ダナン側】
Đèo Hải Vân(ハイヴァン峠)
住所:特になし
バックマーからダナンまでバイクで帰る場合は必ず通る道。峠には眺めのいいカフェがあるので一息つくのにオススメ!
Da Nang Mikazuki(ダナン三日月ジャパニーズリゾーツ&スパ)
住所:Khu Du Lịch Xuân Thiều, Đường Nguyễn Tất Thành, P. Hòa Hiệp Nam, Q. Liên Chiểu, TP. Đà Nẵng
ダナン市内に帰る前に汗を流したい場合は通り道にある大浴場で汗を流してご飯を食べて帰るのに良し!
さいごに
バックマー国立公園は情報があまり整理されておらず、一日だけでは周りきることはできませんでした。
道導が曖昧な場所もあり、もう少し整備が整えば日本人の旅行者の方も行きやすくなるのではないかと思います。
自然を満喫したい。運動不足だから少しなだらかな道をトレッキングしたいというベトナムを行きつくした方におすすめです。
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