シンチャオ！

外出禁止令発動中で、買い物へ行くのもままならない状況のダナンからこんにちは！

繁忙期は旅行者で賑わう観光都市ダナンですが、ガイドブックに載っているようなダナン人気のあのお店は今いったいどうなっているんでしょうか？

今回は「ダナンのレストランの最新情報(2021年5月～7月頃までの状況)」をご紹介♪

全部で１２の”日系”のお店を取り上げます。本シリーズは第4回に渡って投稿する予定です。

※本情報は在住者目線の記録であり各店舗様に確認や許可等は取っておらずFacebookや在住者として見聞きした情報を元に記載しております、ご留意ください。

《目次》

ーベトナムのコロナ対策が与えるレストランへの打撃

ー人気店１２店のビフォーアフター

　ーDaNang ISSUN Boushi （一寸法師）
　ーCHIN MESHI - Dragon（陳飯）
　ーIzakaya Yen（居酒屋縁）
　ーTakumi JapaneseRestaurant（匠）
　ーSUSHI-Bê（鮨兵衛）

　ーMikan Robata（未感）
　ーMiyoshi Japanese Restaurants（三好）
　ーFish Dance Restobar（フィッシュ ダンス）
　ーSATO Noodle Factory （サトヌードル）
　ーThe Vegan Ramen（ビーガンラーメン）
　ーAjiichi Ramen DaNang（味一）
　ーOdawa（おだわ）

ベトナムのコロナ対策が与えるレストランへの打撃

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ベトナムではコロナウイルスまん延により、2020年3月22日から外国人の入国が完全に禁止。*

特に、基本的に「ゼロ・コロナ」の状況を目指すベトナムでは、市内で１名でも市内感染者が出たらザワザワし始め、10名になったら大事です。

2021年5月から第４波が来ていますが、感染者は爆発的に増えており、ベトナム全土で一日平均１万人の新規感染者が発表される事態は緊急事態であることが分かります。

レストランにおいては、第1波から店内飲食禁止デリバリーのみ、という対策や完全に営業禁止など、絶対的な政府命令により厳しい対策が行われてきました。

開店OKとされても、市内で１名や２名でも感染者出たらテイクアウトのみ、もしくは営業中止令が出る、という繰り返しでした。

2020年3月より現在に至るまで、店内飲食禁止はトータルでおよそ１年ほど禁止されています。

休業を余儀なくされては何もできないため、外食産業はストレートに大きな打撃を受けている状況です。

*所定の手続きと特別な要件を満たす場合のみ条件付きで一部入国許可されていますが観光目的では2021年9月現在まで禁止されています。

人気店1２店舗のビフォーアフター

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前回は「洋食や欧米スタイルの食事を提供している日系のレストラン」をご紹介しているので是非そちらもチェックしてみてください。

今回は、日系の日本食レストランをメインに計１２店をご紹介していきます。

※8月より外出が制限されているため2021年7月頃までの情報です。またコロナ下でオープンした新店舗はご紹介しておらず、また日系の全レストランをご紹介しているわけではないのでご了承ください。

●一寸法師

～縮小するもビーチ近くの２号店は健在！～

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昔ながらのアットホームな空間とボリュームが人気のお寿司屋さん

写真：今はなき一寸法師５と現在ある一寸法師２の店内

2015年からダナン営業している名店、一時はダナンで３店舗とコンビニも展開、現在は海沿いの「一寸法師２」の１店舗のみ。ハノイにも店舗があり在住者には大変なの知れたお店です。

海沿いの漁師の定食屋みたいな感じで、気軽に美味しくボリューミーで、太っ腹でオーナーの温かみが伝わる食事が評判が高いお店！

日本人だけではなく、欧米人や韓国人などの外国人にも人気で、もちろん地元のベトナム人も「寿司と言えば一寸法師」と名が知れ渡っているお店です。

コロナ下でもデリバリー対応可時もメニューをあまり限定せず幅広く対応し、営業をしてくれるお店です。

●陳飯

～新しく店舗も拡大⁉デリバリー対応するなど今も健在～

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なにを食べても美味しすぎると人気の中華・日本食店！

写真：1号店外観と、まだオープンしていない２号店外観

中華と日本の定食が絶品のベトナム全土の在住者が知ってる日本人から愛されているレストラン。

店内飲食ができなくテイクアウトはOKの場合、いち早く対応してくれているお店の1つです。

ダナン市内中心部に位置しており、海側に2号店も出店予定でしたので今後の動きも注目です。

ちなみに2号店の看板が出ているのは、元「一寸法師」が出店していたホテルの1階となっており、また日系にレストランが入ってくれるのは喜ばしいこと、オープンが楽しみですね！

●居酒屋縁

～店舗拡大＆デリバリー対応行いながら健在～

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地産地消メニュー満載、新規様も入りやすい居心地のいいレストラン

写真：１号店と姉妹店あずま屋8階のカウンター席

2017年よりダナン市内の日本人が集まるエリアに出店。

2020年には姉妹店はあずま屋ホテルの8階に２月頃からオープン。

在住者から幅広く人気で、お一人様の会社員の方から、大人数でワイワイガヤガヤもできるのも特徴。新鮮な鮮魚を使ったメニューが人気です。

コロナで中々開けることは難しい中もコロナで政府からデリバリーのみになった時は、デリバリー対応にすぐ対応をしてくれるお店の1つですが、早く店内でオーナーとの会話を楽しみながら食事をしたいものです♪

●匠

～5月から休業もコロナ後の店内飲食再開後を期待！～

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駐在男性に人気のザ・定食ががっつり食べれるお店

写真：現在の匠の店舗と、デリバリーメニュー

2016年末頃にダナンにオープンした日本食料理店。

Chu van anよりĐống Đaに移転をして現在に至るまで営業しています。ただFacebookは5月以降の更新されていません。

料理の種類が豊富で、工場系勤務の方がお仕事終わりによく訪れるお店の1つとして日本人駐在者をメインに人気です。

以前はデリバリーは行っていなかったものの、コロナになりデリバリー対応を始めていました。

●鮨兵衛

～5月から休業もコロナ下にお弁当販売などし今も健在！～

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有名人も訪れる⁉ダナンナンバーワンの高級寿司屋

写真：鮨兵衛の人気メニューとデリバリー時のお弁当

ダナンで高級の部類に入る唯一の日本食店。

国籍問わず、著名人も訪れる高級レストランとして知られています。

日本人の板前さんが作る本格的な日本料理がウリで、通常はデリバリーは行っていませんがコロナになり何度かデリバリーを行っている期間も見受けられました。

接待や日本食でおもてなししたい時、特別な時に行きたいお店なので、早く店内飲食が再開してほしいお店の一つではないでしょうか！

●MIKAN

～店舗は畳むも、営業形態見直しで再スタート！～

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中部発⁉炉端焼きがウリの日本食レストラン

写真：閉店した店舗とデリバリー注文画面

2020年1月にオープンした、大阪出身のご夫婦がダナンで初の「炉端焼き」店。

２階建てで日本らしい内装と接客を楽しめる店舗としてオープンしたレストランで「陳飯」の前に店舗を構えたことでも注目を集めました。

残念ながらオープンした時期はコロナ真っただ中で、観光客の方にお披露目する機会はなく惜しまれつつも一旦店舗は閉めることに。

ただ、オーナー夫妻もダナンが好きということで、状況を見ながら店舗を持たずにlineを活用したデリバリーをメインに営業していく予定です。

●みよし

～変わらずに健在！新事業展開も⁉～

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鮮魚と野菜が美味！ビーチエリアの日本食レストラン

写真：三好レストランと姉妹店のラーメンとすし店

ビーチエリアの韓国人街にある日系の日本食レストンラン。

2019年6月にオープンしてから、在住者や接待などで使われることも多く、お仕事で来る方は知っている方も多いのではないでしょうか。

周囲には日本食料理店もないことから、日本人だけではなく、韓国人や地元のベトナム人で賑わいます。

2021年になってからは、三好のオーナーがダナン市内にも１店舗オープン、さらにその隣に寿司レストランもオープン予定とコロナ下でも勢力的に活動されています。

新しいことも積極的に始められているお店なので、注目のお店ではないでしょうか！

●Fish Dance Restobar

～ダナンから撤退するも、ハノイで活躍中～

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外国人を中心に賑わう創作日本料理を提供するレストラン

写真：今はなきレストランの外観と新店舗のInstagramアカウント

既にFacebookページなどが消去されているため、正確ではありませんが、2020年の冬前には撤退されていたと思います。

オーナーの日本人女性は、ハノイで2021年6月に「モミジ/Momiji」という手作りのおにぎりと一口惣菜の店をオープンしているようで、ベトナムで頑張っていらっしゃいます。

Fish Dance Restobarのお店の雰囲気はモダンで、洋風テイストで、他の日本料理店とは違うテイストから外国人の方受けも抜群でした。

オーナーさんはまだベトナムにいらっしゃるようなので、是非ハノイのお店の食事も頂いてみたいですね♪

●SATO NoodleFactory

～閉店するも、完全独立後に新店オープン～

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完全日本スタイルで提供するうどん屋さん

写真：うどん屋と新店のNISHIYANレストラン

2018年末にオープンしたうどんの専門店。

日本のファストフードのようなうどんの手軽さをベトナムでも広めたいということでオープン。コロナとは関係なく、2019年度12月末に閉店。

店舗を運営していた日本人男性は、その後ダナン市内で2020年3月ごろに在住日本人向けの新しいお店「Cafe＆Restaurant　NISHIYAN」をオープンしオムライスやラーメン、定食など幅広い料理を提供してくれています。

お店は日本人も多く住む住宅街に位置しているので、「早くオープンしてほしい」と思っている方も少なくないでしょう！

●味一

～テイクアウト・デリバリーを行うなど現在も健在！～

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東京にあるラーメン店の海外支店

写真：移転前と移転後の店内

2014年に現在は観光地として人気のピンクの大聖堂から徒歩3分程度の所に海外初出店。

現在の場所へは2020年9月28日に移転しました。以前は完全ベトナムスタイルで、お店の入口が筒抜けで扉がなかったのが印象的です。

日系ラーメン店としてはダナンでは老舗で、日本人だけではなくベトナム人のファンも多くいるのではないでしょうか。

コロナ下でもデリバリーを行うようにするなど、対応しており現在も健在です！

●ビーガンラーメン

～オーナー変更＆移転しコロナ下でも頑張るも閉店～

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ヘルシーで美味しいラーメン専門店

写真：移転前店舗前

海側のおしゃれエリア「アントゥンエリア」に出店していたビーガンラーメン。

日本人オーナーが変わり、去年には同じくアントゥンエリアの少し奥まったエリアに移転し、ラーメン屋と並行して古着屋を営むなどするも現在閉店してしました。

ホーチミンでもビーガンラーメンがかなり流行っていること、またアントゥンは外国人も多いエリアでビーガンのレストランが多く、ラーメンは世界的にも人気料理、珍しく一人でササッと食べることができる貴重なお店だったので、また戻ってきてほしいお店の1つではないでしょうか！

●おだわ

～5月まで開店確認あり！コロナ下も健在！～

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店はドローカルだけど低価格で納得の味が外国人にも大人気！

写真：オープンしてから変わらない店舗写真

ダナンにある日系のお店で一番ドローカル焼肉屋さん。

2019年にオープンしてから新鮮なお肉を提供。味付けもおいしく、もつ煮などの鉄板料理も人気で日本人だけではなく韓国人にも支持がありました。

日本人オーナーは一時帰国、その後メニューを減らしつつベトナム人スタッフに任せ運営。

隔離開けにまた食べることができる日が待ち遠しいですね！

さいごに

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今回は日系の日本食のお店のコロナ下のビフォーアフターをご紹介しました。

特に今回ご紹介した12店は長期的に営業しており、ベトナムで営業ノウハウをもつお店ばかり。

中には閉店してしまったお店もいくつかありますが、営業してきた事実や提供してきた美味しい料理はずっとお客さんや在住者の心に残るものだと信じています。

次回は飲食からは少し離れて「お土産店」はどうなった⁉

についてお話ししたいと思います。

もし記事の情報に誤りがありましたら、恐れ入りますがInstagramのDMもしくはメールにてご連絡ください。

【シリーズ記事】

●あの店は今①ダナンで人気日系レストランはコロナでどうなった⁉

●あの店は今②ダナンの人気日系レストランはコロナでどうなった⁉(本記事)